感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
たまきら
24
「保育園で読んだ」とまずは一言。バスで20分の上野。動物園の慰霊碑は、たまたまある時慰霊祭の日に登園していたので存在を知っているおたまさん。先日「太平洋戦争を生き延びたソウ」というドキュメンタリーも見たため記憶も新しかった彼女。人間に翻弄される動物の命に感じるところがあったようです。2018/02/19
かおりんご
19
絵本。戦争教材を探していて読む。けなげな動物の姿に心打たれる。探していた系統とは違ったけれどね。2023/09/26
ろくべえ
17
〈再読〉6年社会を教える非常勤講師の先生から、上野動物園の動物虐殺のことを子供たちに伝えたいと相談を受けたので、『かわいそうなぞう』とこの絵本との読み比べをお勧めし、『かわいそうなぞう』が感傷的に描かれ史実とは違うこと、子供たちにはこちらが真実としてぜひ、この絵本を紹介してくださいとお勧めした。ラストの場面を読み比べると違いが歴然とわかります。『かわいそうなぞう』を代表とする児童文学の歴史的功罪について、長谷川潮『戦争児童文学は真実を伝えてきたか』(梨の木舎)も紹介。教員にも知られていない真実。2017/12/06
のり
15
上野動物園が戦時中、猛獣や動物を命令によって殺さなくてはならない中、可愛がっていた飼育員達は辛くて手を下せない。ゾウのトンキーが最後まで、エサをもらおうと、ヨロヨロになりながら芸をする姿に涙が止まらない…。戦争の犠牲になったのは人間だけじゃない。2021/05/17
うずら
14
勤務開始前に読んでしまい号泣 朝から変な顔 時と場所を選ばなくては2023/01/30




