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内容説明
赤いマウンテンバイクに寝袋と地雷をつみ、やすほは走る!北海道から沖縄まで、地雷のこわさをつたえる3500kmの一人旅だ。マスコミの取材をうけたり、地震やケガにくじけそうになったり…。でも、「ちっぽけな自分」をはげましてくれるたくさんの人にささえられ、「今、自分にできること」に向かって、やすほは走る。
目次
1章 募金活動に挑戦!(ご協力おねがいします;「地球一周の船旅」出航! ほか)
2章 出前します!(にっぽん縦断!?;応援してくれる人がいるから ほか)
3章 走れ!やすほ(青森から出るな!;ちょっと話、聞いてもらえませんか… ほか)
4章 ちっぽけなわたし(地雷を持たない、というやくそく;走っても地雷はなくならない ほか)
5章 やっぱり人はやさしい(ガジュマルとの再会;石垣島の「手話教室」 ほか)
著者等紹介
上泰歩[ウエヤスホ]
1984年、岐阜県高山市に生まれる。高校卒業後、国際NGOピースボートのボランティアスタッフになるため、上京。2002年12月~2003年3月まで、第40回ピースボート「地球一周の船旅」に参加。帰国後、地雷廃絶を訴え、2003年5月15日~10月15日までの5カ月間、北海道から沖縄まで自転車で日本を縦断。2005年3月よりピースボートスタッフとして活動中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
10
第52回青少年読書感想文コンクール課題図書 中学生 教育出版国語 6年生 【平成27年度教科書掲載本 令和2年度教科書掲載本】2015/06/19
あーさん☆GWは墓参りをハシゴしました。暑くてバテました。
6
地雷が無くなったら良いなぁ~2017/10/02
ゆにす
5
やすほさんはテレビで見た地雷問題に取り組むため、高校を卒業したあと、ピースボートのボランティアスタッフになります。アルバイト生活をしながら資金をためて、地雷教室を開催。北海道から石垣島まで自転車で走り、書く都道府県で少なくとも1回は出前地雷教室をする目標をたてます。ごく普通の女の子がこんなに熱心に問題意識をかかえて、がんばるってすごい。勉強不足なところもありましたが・・・・。その後の彼女がどうしているのか気になります。難しい用語もきちんと解説されている点がよかった。2011/12/13
ちるちるミチル
3
やすほさんの行動力って素晴らしい。何かをしたい、何かをしよう、何かができる。頭の中から行動にうつすには…なにもできないまま今に至る。今からでも…2016/08/17
Squirrel
1
娘の中1のときの夏休みの課題図書の一冊だった本。 タイトル通りのドキュメンタリー。 世の中にはいろいろな分野で一生懸命取り組んでいる人たちがいて、そのおかげでその分野が進んでいくんだなぁと改めて実感。 文章には若い作者の思いがめちゃめちゃ伝わってきて、かえって重たい感じになる時もありましたが、子どもにはそのストレートな感じがわかりやすいと思います。 同じテーマで専門家が書いた本だと、とても理解しにくい文章になると思うので、その点ではこの本は地雷の現状について私でもよくわかりました。2008/05/09