内容説明
カイコはこん虫で、かちくです。こん虫のかちくなんて、きいたことがないかもしれませんね。でも、カイコは、人間の役にたつかちくとして、日本の近代化をささえたのです。そして、現在は、最先端のバイオテクノロジーの研究に役だっています。カイコはほんとうに奥深い生きものなのです。本書では、カイコの生態から飼育方法、歴史や未来まで―カイコにまつわるあらゆることを、写真や図を用い、わかりやすく解説します。本書を読めば、だれでもカイコはかせになれます!
目次
1章 カイコって、どんな生きもの?(カイコって、なに?;クローズアップこれがカイコの幼虫だ! ほか)
2章 カイコの生態(カイコの成長~卵;カイコの成長~ふ化 ほか)
3章 やってみよう!(カイコをかおう;カイコのからだの中をみてみよう ほか)
4章 カイコの歴史(養蚕とシルクロード;日本の養蚕 ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たまきら
19
カイコが繭になり始め、今後の展開を考える必要が出てきて借りました。しかし…おもしろい!歴史の豆知識コーナーも面白くて興味津々でした。シルクロードをNHKで見ていた頃はまだ小さすぎてこの面白さがわからなかったなあ。オタマさんは繭を煮るのにまだ反対していますがさてどうなるか。2016/05/18
ふぇるけん
11
家でカイコを育てているので参考のために読みました。おかげで眠に入っているときとか慌てることもなく、もう少しでマユを作り始めそうなところまで成長しました。写真もたくさんあるし、説明もわかりやすかったのでカイコを飼育してみたい人にはオススメ。そんな人がどれだけいるかはさておき。。。2018/04/30
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
8
あまり馴染みが無いのですが、H31年度の選書をしていて、書棚で目に付いた本。意外と(失礼な)歴史なども書いてあり写真も分かりやすかったです。知らない事たくさんありました。2019/03/08
Sara
7
【5才】先日オオミズアオの幼虫を捕まえてきて現在繭を作って蛹化し春まで羽化待ち中。オオミズアオの絵本があんまりないので、近い感じのカイコの図鑑を借りました。さらと母二人でカイコちゃんを「もふもふでかわいい💕」とうっとり眺めました。写真多めで好きな人にはたまらない本です。2021/11/08
みこれっと
1
借りた蚕関連のビジュアルブックの中でいちばん豪華版(お値段も高い)大判で、写真も見やすく、文章にはほとんどルビがふってあり、専門的な内容ですが親子で楽しめる本となってます。巻末には関連施設の紹介などもあり、保存版的な本。2017/10/15
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