内容説明
甘いせつなさをにじませる光の声。粗削りだけど純な暁の声。異質な驚きの二人の声が不思議と美しいハモリになって、会場に溶けこんでいく。みんな総立ちとなり、体を揺らし始める。暁は、いままで味わったことのない心地よさに酔っていた…。
著者等紹介
牧野節子[マキノセツコ]
東京都生まれ。日本大学藝術学部放送学科卒業。白百合女子大学、共立女子短期大学、駒澤大学、武蔵野大学で講師を務めている。日本文藝家協会会員、日本児童文学者協会会員。1989年に「桐下駄」で毎日新聞社主催“小さな童話”大賞を、92年に「水族館」で中央公論社主催の女流新人賞を受賞
小池アミイゴ[コイケアミイゴ]
1962年群馬県生まれ。長沢節主催のセツモードセミナーで絵と生き方を学ぶ。1988年よりフリーのイラストレーターとしての活動をスタート。CDジャケットや書籍、雑誌等仕事多数。DJとして唄のための時間OurSongsを主催、多くのアーティストの実験現場として機能。現在は日本の各地で暮らす人と共に、ライブイベントやワークショップを企画開催。2011年3月11日以降、東北の各地を巡り作品を制作(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。