内容説明
新元素ラジウムを発見し、2度のノーベル賞受賞に輝いた女性科学者マリー・キュリー。教師を両親にもつマリーは、小さなころから才女ぶりを発揮。大学進学のためポーランドからフランスへ留学し、物理学者ピエールとしあわせな結婚をしました。夫とともに発見した人類初の放射性元素ラジウムの研究は、科学を根底からくつがえすことになります。けれどマリーの人生にも、大きな波風がありました。最愛の夫の死、戦争、女性科学者にたいする偏見、放射能障害。数々の苦難のすえ、ようやくマリーは世界から功績をたたえられるようになります。
目次
天才少女マーニャ
ピエール・キュリー
二人三脚での研究
光るラジウム
ノーベル賞
栄光と悲しみの中で
イレーヌ・キュリー
世界へはばたく女性科学者