内容説明
ユダヤ人であるがために、自由に生きることもゆるされず、15歳の短い生涯をとじてしまったアンネ。それでもアンネは最後まで希望をすてず書くという喜びを見つけ、その苛酷な人生を前向きに生きぬきました。「死んだ後も書いたものを通じて生きつづけたい」―アンネはこんな願いをいだき、自分の思いや日々の出来事を、日記に書きつづりました。日記を通じて生きることの意味を訴えつづける少女アンネ。その波乱にとんだ人生の記録ともいえる日記は、やがて世界中の人々に、大きな感動をあたえることになったのです。
目次
幸せだったフランク家の人々
ナチスとユダヤ人
オランダへ
侵略されるオランダ
かくれ家へ
占領下のオランダ
かくれ家の生活
特別な日
戦況
かくれ家、発覚!
強制収容所
アンネは今も