内容説明
アメリア・イヤハートは、空を飛びたいという気持ちをあこがれだけに終わらせず、勇かんに飛行機を操縦しました。女性として、はじめて大西洋横断飛行をなしとげるなど、数々の飛行記録を打ちたてます。また、女性の自由と解放をもとめて、「ナインティー・ナインズ」を組織。1920年代のアメリカで、女性が社会に進出していこうという気運をもりあげます。さらに、世界一周飛行を計画しますが、完遂を目前に、飛行機ごと行方不明になってしまいます。「多くの人々に、飛行を身近に感じてほしい」というアメリアの願いは、今も生きつづけています。
目次
空へのあこがれ
飛行の歴史
アメリアの飛行体験
リンドバーグの大西洋横断飛行
新しい女性
レディー・リンデン
ジョージ・パトナム
記録への挑戦
最後の飛行
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ayako
1
原田マハさんの「翼を下さい」を読んで興味を抱き、この本を探しました。第二次世界大戦前にこのように女性の自由と開放を自分の生き方で打ち立てた女性パイロットがいたなんて、すごく驚き&尊敬、憧れを感じました。アメリアの最後のフライトによる失踪の謎…解明されることはやっぱりないのでしょうか。真実はいったい…2012/10/03
カリメロ
0
私も「翼をください」原田マハさんを読んで、アメリア・イヤハートさんについて知りたくなりました。空を飛ぶことがどれだけ危険を伴うことだったか、そして飛行機を操縦するだけでなく女性の解放の象徴だったこと等、よくわかりました。この本は多分学校図書館の偉人伝のコーナーにあるのでしょうか。現在の子どもたちには偉人伝は人気があるのかな。2013/11/11
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