オランウータンの森

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  • サイズ A4判/ページ数 1冊(ペ/高さ 23X25cm
  • 商品コード 9784337099036
  • NDC分類 E
  • Cコード C8391

内容説明

野生のオランウータンは、その一生のほとんどを熱帯雨林の木の上ですごします。オランウータンが何を食べ、どのように子育てをし、親子の生活をいとなんでいくのか。その知られざるくらしぶりと、生命を育む熱帯雨林のたいせつさを、オランウータンを、20年にわたり追いつづけた研究者のとらえた貴重な写真でつたえます。

著者等紹介

鈴木南水子[スズキナミコ]
東京都生まれ。慶応義塾大学文学部卒業。生後6か月よりウガンダに渡り、チンパンジーの研究をする父のかたわら、アフリカの大自然の中で育つ。「オランウータンにいつまでも熱帯の森を」をモットーに、現在「オランウータン・友の会」を主宰。自然によって生かされているヒトの生き方を求めて、オランウータンと熱帯雨林の保護の問題とその普及啓発活動に取り組む

鈴木晃[スズキアキラ]
千葉県生まれ。京都大学大学院理学研究科終了。理学博士。京都大学霊長類研究所を経て、現在「日本・インドネシア・オランウータン保護調査委員会」代表
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ちー

1
オランウータンの森がどんどんと少なくなってきている。それを美しい写真と心温まるオランウータンの親子の写真で伝えてくれる、そんな絵本。文章は多め、小学校高学年より。なによりもその写真の森林のなんと美しいことか!それに、暖かな親子の写真だからこそ、森林が伐採や火災などで失われてしまうのが切なく感じてしまう。科学絵本、というか環境絵本で伝えるメッセージ性は高い。今を暮らす中で、失われていくものもあることを知っておきたい絵本。2017/11/14

ビシャカナ

0
美しく雄大な自然の中に生きるオランウータン、アリを食べたり子育てしたりと野生の姿を写した写真はそれだけでも一見の価値ありだが、その価値あるオランウータンと自然は、森林伐採による乾燥で山火事が起こり失われつつある危険を訴える。開設に寄せるオランウータン研究の地味な道のりも見逃してはいけない。2023/03/16

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