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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
魚京童!
11
新しいタイプだった。初めて読んだな。鬼のやさしさが裏目に出て、閻魔を巻き込んで、どんちゃん騒ぎ。どうするのが良かったんだろうね。結局山田の衣は死んだし。死には抗えない。周りを巻き込むことしかできないのだ。2020/06/29
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
7
ふたり衣女(きぬめ)日本霊異記が原作。善の行えば善の報いがある、という仏教の教え。同じ名前の衣(きぬ)に降りかかった災難、けれど間違いは正せば良い。2019/03/17
遠い日
5
『日本霊異記』よりの再話。地獄の鬼も閻魔様も、どこかすっとぼけた味わいの、そして、温かな親子の情愛を感じる物語。魂と肉体の関係を、衣(きぬ)への愛の強さで乗り越え理解した両家の親のやさしさにほろりと感じるものがある。2019/02/07
みよちゃん
3
絵本の絵がよくわからないところもあった。衣( きぬ )という娘がエンマ様のつかいの鬼に頼み事。私を助けてと。しかしえんまさまに知られてもうひとりの衣も地獄へ。ふたりの衣が身体とたましいが入れ替わり一人になる。不思議な話。日本霊異記の絵本版。2020/07/06
ris3901
2
テーマ「ふたり」繋がりで借りてみた昔話絵本。病気が悪化し地獄から来たお迎えを撃退する為、知恵を働かせた衣(きぬ)は、遠くに住む同名の衣という娘を連れていかせるが… 「日本霊異記」(822年)薬師寺の僧がまとめた仏教説話集からのお話だとか。2016/11/24