内容説明
愛する者と引きはなされ、食べるものもなく、住むところを失い、人が人を信じられなくなる、そんな戦争の悲惨な現実のあれこれを語りつぎ、平和について考えるためのつぶよりのお話集。
目次
沖縄ことばで語らないわけ
まっ黒い海
あっちいけ
デイゴの花
ごめんね朝子
日本刀
ガチマヤー
戦車の下じきに
朝子をさがしに
著者等紹介
桜井信夫［サクライノブオ］
１９３１年東京に生まれる。国学院大学卒業。日本文藝家協会会員、日本民話の会会員
鈴木義治［スズキヨシハル］
１９１３年横浜に生まれる。川端画学校に学ぶ。外国映画会社・レコードの美術宣伝を経て出版美術の仕事に入り、児童図書・絵本で活躍（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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まげりん
6
辛くて辛くて、トラウマものです。沖縄の人って戦時中にこんな辛くて苦しい思いをしたのか…「沖縄に基地は要らない」と言う主張に納得。アメリカも日本も関係なく、そういう場所にしたくないんだろうな。こんな思いは絶対にしたくないし、させたくないと思った。2015/06/10
yu yu
2
愛する者を殺め、食べるものもなく、住むところを失い、人が人を信じられなくなる……2015/12/29
