内容説明
エイブラハム・リンカーンは、すべての知識を、労働の合い間のむさぼるような読書で身につけた。奴隷制を邪悪な制度と信じ、やがて、政治家としての困難な道を歩み出す。正直と思いやりの深さが、人々の信頼を勝ち得、リンカーンは、ついに大統領となった。そして、南北戦争の苦境の中、アメリカを導き、にくむべき奴隷制を終わらせたのだ。簡潔なことばと精緻で力づよい絵。どのページにも、温かい人間性にあふれるリンカーンの魅力が輝いている。『キング牧師の力づよいことば』につぐ最新版。
著者等紹介
ラパポート,ドリーン[ラパポート,ドリーン][Rappaport,Doreen]
ニューヨーク市生まれ。公民権活動、音楽の教師を経て、子どもの本の作家となる。アメリカ史上の知られざる英雄に光をあてたすぐれた作品を発表している。「キング牧師の力づよいことば」(国土社)でカルデコット・オナー賞などすぐれた賞を受賞
ネルソン,カディア[ネルソン,カディア][Nelson,Kadir]
首都ワシントン生まれ。幼いころから、絵を描きつづけ、ニューヨーク市の美術学校を卒業したのち、画家として、さまざまな分野で活躍している。出版された多くの絵本は、カルデコット・オナー賞やコレッタ・スコット・キング賞などすぐれた賞を受賞している
もりうちすみこ[モリウチスミコ]
福岡県生まれ。訳書「ホリス・ウッズの絵」(さ・え・ら書房)が産経児童出版文化賞に、「真実の裏側」(めるくまーる)が同賞推薦図書に選ばれる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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