内容説明
ベリーおばさんがひろってきた宿なしネコは、全部で八十九ひき。近所にすむ動物好きの少女サンディが、このネコたちを守るために大活躍します。小学校中学年より。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mocha
64
うーん、いろいろ残念。ブルーレディとサンディの孤独を匂わせてるけど、書くならちゃんと書いてほしい。20年以上前の作品とはいえ、多頭飼育崩壊みたいな話だし、89番目の猫の特別さもあまり伝わらなかった。これは翻訳者ありきの本。2021/02/12
たな吉
5
いつだってベリーさんになる可能性が自分にあると思いつつ読了。ネコたちがずっと幸せでありますように。2014/05/21
timeturner
2
孤独な老人、分裂した家庭、動物との関係・・・なかなか深みのある話だった。2012/07/08
kr
1
優しくあたたかい語り口のほのぼのした物語だが、 なかなかむずかしい問題をはらんでいるように思った。 ひとりぐらしの女性、ベリーさんは、 長年つとめた銀行を定年退職したことがきっかけで ひきこもりとなり、気鬱になやまされている。 子ネコを拾い、ブラックベリーと名づけてかわいがるようになったベリーさんは みるみるうちに元気を取り戻すが、 今度は「ネコはネコを呼ぶ」。あっというまに猫屋敷の出来上がりだ。 ご近所からの苦情は殺到、どうするベリーさん?!2005/10/19
ももと
1
妹が祖母からもらった本。表紙のおばあちゃんが祖母にちょっと似てる。