感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
13
お正月にいらっしゃる年神さまをみたものは、生きて戻れない…小さな駒助は、おとうの言いつけで酒を買いに行かされ、年神さまと出会ってしまう。死んでもいいから1つの願いを叶えて欲しいと願う駒助に、年神さまは…。毎年正月の頃、なまはげという鬼が、なまけものの心をはぎとりにやってくるそうだ。さねとうあきらさんが「民話は幼い人たちの人生入門」と書かれていることに、その通りだと思います。2019/11/17
ヒラP@ehon.gohon
9
Sカフェで読み聞かせしました。2025/01/15
ヒラP@ehon.gohon
7
【再読】大人のための絵本2025/01/18
タミイ
5
なまはげは、年の瀬に怠け者のところにやってきて「なま」け心を「はが」す鬼だというストーリーにはなるほど。なまはげになったのが、呑んだくれの父親に酒を買いに行かされ亡き母を思いながら吹雪で凍死した少年だというのに何とも胸が痛むのだが、その分、大きく怖く強いなまはげがダメ父を震え上がらせ改心させるくだりに胸がすく。動きと迫力を感じさせる絵も良かった。2015/12/25