出版社内容情報
わくわくもりにひっこしてきたネコのミーニャン。「おともだちできるかな……」。ところが、わくわくもりの保育園では、みんなが575の入園式でミーニャンをむかえてくれました。そう、ここは「はいくえん」なのです……。
内容説明
おや?こどもたちのたのしそうなわらいごえがきこえてきました。「わたし、ここにいきたいな。でも、おともだちできるかな…」わくわくもりにひっこしてきたネコのミーニャンをほいくえんのおともだちは、はいくででむかえてくれて…。
著者等紹介
おおぎやなぎちか[オオギヤナギチカ]
秋田県生まれ。児童文学作家。俳人。日本児童文学者協会、日本児童文芸家協会会員。「季節風」「童子」同人。おもな作品に第45回児童文芸新人賞『しゅるしゅるぱん』(福音館書店)、第42回児童文芸家協会賞『オオカミのお札』シリーズ(くもん出版)ほか多数
みなみあきこ[ミナミアキコ]
多摩美術大学グラフィックデザイン学科卒業。子供向けの文具雑貨メーカーを経て、お茶のパッケージメーカーにデザイナーとして勤務しつつ、フリーのイラストレーターとしても活動。幼少期は山やキャンプなどに行く機会が多く、自然に親しむ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
anne@灯れ松明の火
16
新着棚で。かわいらしい表紙と「はいくえん」という言葉に、惹かれて。「ほいくえん」ではなくて「はいくえん」? そう、この保育園では、5・7・5を大切にしている。引っ越してきたばかりのネコのミーニャン。「おともだちできるかな」と心配していたが、大丈夫大丈夫。5・7・5で、仲良くなれるよ。「はる」とあるので、シリーズになるのだろう。みなみあきこさんの絵、本当にかわいい。2024/06/25
yumicomachi
5
わくわくもりにひっこしてきたネコのミーニャンが入園することになったのは、ほいくえんならぬ「はいくえん」。5・7・5にきせつのことばをひとついれれば、はいく。にゅうえんしきでは、みんなミーニャンを、はるのはいくでかんげいしてくれました。もりのおさんぽでは事件もおきますが、5・7・5のリズムでのりこえて、みんなの友情が深まります。はいくえんのうた(園歌?)の楽譜もついていて思わず歌ってしまいます。季語が赤で印刷してあるなど工夫も盛りだくさん。かわいい絵と共に俳句に親しめる画期的な絵本です。2024年5月刊行。2024/06/07
ぴよ@絵本記録用
1
ほいくえんかと思いきやはいくえん!季語は色が変わっていて分かりやすい。俳句の導入に良いかもしれないと思いました。5・7・5でみんな話すので、俳句に親しみを持ってもらってから、親子で俳句大会を行うのもアリですね。2024/07/26
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