出版社内容情報
「なんで ぼくばかり こんなふうに はたらかなくちゃいけないんだろう」重たい荷物を運ぶのが仕事のロバは、いつもくたくたに疲れていました。そんなロバの気持ちが、馬や牛、犬と出会い、会話をすることで、優しく変わっていくお話です。
著者等紹介
よしだるみ[ヨシダルミ]
画家、絵本作家、中国武術講師。東京生まれ、NYで幼少期を過ごす。青山学院女子短期大学芸術学科卒業。日台合作映画「青春18×2君へと続く道」の絵を担当するなど、活躍の場を広げている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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イケメンつんちゃ
33
春はお別れの季節です みんな旅立って行くんです 木村穂乃アナウンサーは大阪に転勤 嬉しい報告をふたつ おかげさまでめでたく サウザンド達成致しました パチパチ ウチのメンバーは最高です いつもありがとうございます そんな皆様の紹介で お取り寄せ 鉛筆書きの暖かみのある一品 タッキーは悩んでいる 動物たちもいろいろな感情を持っている 僕たちもいろんな感情を持っている 時に不愉快になり 時に残酷になり 川端康成 二宮和也 ちなみに 僕は 自他共にみとめるイケメンで 小学生低学年までは無敵です ヤンキーバローズ2025/03/23
Cinejazz
18
お爺さんに飼われているロバは、暗いうちに起きると、背中に重い荷物を載せて、村から村へと運ぶ毎日でした「なんで、ぼくばかり、こんなふうに働かなくちゃいけないんだろう?」 いつもくたくたに疲れて帰ってくるロバの思いは、昼間に出会う馬や牛、飼い犬たちとの会話をとおして、それぞれの苦労を負って生きていることを知るのでした 「ぼくにも、いろいろあるように、みんなも、いろいろあるんだな」と・・・。2025/05/13
もちこ
13
ふんわりした優しいタッチと、やわらかい色使いが、目に心地よい。 ロバは毎日重い荷物を運んで大変。他の動物たちが羨ましい。 でも、実は他の動物たちも…? 自分とは違う人たちが、自分とは違うものの見方をしていることを教えてくれる絵本。 読み終わった後は、あったか〜い気持ちになりました。2024/03/17
らんどるる
4
読メを見て。静かに淡々とロバくんが語っているという印象。隣の芝生はよく見える。適材適所。人と比べて、人のことを知って、自分のことが見えてくる、という話かな。(6分弱)2025/04/13
こゆび
4
自分だけが大変、と思っていても、目に見えないだけで、それぞれに大変さを抱えている。ロバくんは、それに気づいただけでなく、他の動物たちの幸せを願ってあげられるところも、また優しいな。2024/09/19