出版社内容情報
こりすのみいが遊んでいたボールをひろった、いたずらっ子のかえるくん。さて、みいは、ボールを返してもらえるのでしょうか。
こりすやかえるくんの無邪気な表情が印象的で優しい世界観をつくりあげてくれています。家庭では何でも一番に扱われていた幼児が外に出るようになると、他者との関係にぶつかります。その中で、「いやだよー、おともだちなんかじゃないもん」とケンカをしたり、「ぼくもちょこっとあそびたい」とうらやみながら、無自覚に友人関係を築いていく過程が、特徴的な擬音を使いながらリズミカルに展開していきます。園児に特有の「子育てあるある」が写実的に描かれていて、何度も読みたくなるストーリーです。
内容説明
ぽおんぽんぽんころころぽん。こりすのみいがあそんでいたら、ぼーるがいけのなかへ。「あれえ またあのこだあ」ひろったのは、いたずらっこのかえるくん。「ぼーるかえして。かえしてってば」みいはかえるくんとおともだちになって、ぼーるをかえしてもらえるのでしょうか。
著者等紹介
よこたあきこ[ヨコタアキコ]
学習院大学文学部卒業。第13回ニッサン童話と絵本のグランプリ童話部門大賞受賞作『ば、い、お、り、ん』(BL出版)でデビュー。『四重奏(カルテット)デイズ』(岩崎書店)で第4回児童ペン賞少年小説賞を受賞。子どもの心へ届けられればと、幅広いジャンルの作品を手がける。一般社団法人日本児童文芸家協会理事
みなみあきこ[ミナミアキコ]
多摩美術大学グラフィックデザイン学科卒業。子供向けの文具雑貨メーカーを経て、お茶のパッケージメーカーにデザイナーとして勤務しつつ、フリーのイラストレーターとしても活動(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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fukumasagami
anne@灯れ松明の火
遠い日
刹那
遠い日