感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
たくろうそっくりおじさん・寺
11
図書館の『やなせたかし追悼コーナー』で発見。詩の絵本である。詩はやなせさんのもの。前向きな詩が大半。いかなる時も希望を持つ事、その為には気持ちを強く持つ事、仲良くする事、というやなせたかしらしい良い詩が多かった。イラストも優しい。やなせさんは土佐の偉骨相だと思う。2013/11/13
くろばーちゃん
4
大好きなやなせさんの詩の絵本だが、やはり古い感じはする。表題作になっている「パンツはきかえのうた」ぼくはおとこだ/がまんして/せいぎのために/たたかうんだ/さむくてふるえてもすぽん!とパンツをはきかえる…女性差別の気持ちがないのはわかっているが、これからを生きる子どもたちに必要な詩か、と問われると疑問。いい作品を沢山遺してる人だからこそ、今の時代に合わせて精選したものを子どもたちに手渡したい。2022/08/31
遠い日
4
不思議なタイトルの詩の本だが、至ってまじめで、ナイーヴな心をことばに乗せている。やなせさんの詩はストレートな強さがある。先般お亡くなりになり、直後にNHKの「クローズアップ現代」で取り上げられたが、その過酷な戦争体験から真実の「正義」を求めた人物であったことが浮かび上がる内容だった。そんなことを頭の隅において読めば、やなせさんの心の叫びとも、子どもたちへの呼びかけともとれる詩に納得だ。生きる喜び、命の平等性、自然への讃歌、みんな心の栄養になる。2013/11/12
けいこ
2
やなせたかしさんの詩絵本。「パンツはきかえのうた」「ふしぎなゆうぐれ」「きせつのてんし」「ひまわりはせんせい」「だれかが ちいさなベルをおす」「つきよのブランコ」「ごがつのゴリラ」「ひざっこぞうのうた」「ろうがんのおたまじゃくし」「そよかぜはともだち」「ちきゅうのなかま」やなせさんの伝記を読んだ後だと、「戦争は嫌だ。みんな仲良く。苦しみ哀しみよりも明るい方を向こう」というメッセージを感じます。2024/11/17
mame
2
やなせたかしさんの詩と絵。 リズムがいい。2019/04/30




