優生思想・反出生主義を支持する障害者たち―発達障害者から見たこの世界

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  • サイズ 46判/ページ数 272p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784336078551
  • NDC分類 369.28
  • Cコード C0095

出版社内容情報

発達障害(ASD、ADHD等)の当事者たちが「自分はうまれてこないほうがよかった」「発達障害者は子どもを持つべきではない」と語る背景には何があるのか。
本書はこの問いに答えるため、「優生思想」「反出生主義」をめぐる思想史的整理、21人の当事者インタビュー、当事者・支援者・専門家による分析、そして鼎談を通して、この問題を多角的に掘り下げる。
収録するのは、10代から50代まで、世代や背景の異なる発達障害当事者21名へのインタビューである。生育環境から現在の生活、そして「優生思想」や「反出生主義」に対する自身の考えまでを丁寧に記録した。
「周囲と同じようにできない」「努力が足りない」といった評価に傷つき、追い詰められた当事者たちが、いかにして自己否定に至るのか。社会的価値観や周囲の言葉が、当事者の自己認識にどのような影響を及ぼすのかを問い直す。
当事者研究の第一人者・横道誠氏と、支援現場の最前線で活動する児童指導員・すぷりんと氏の論考に加え、『〈叱る依存〉がとまらない』などの著作で知られる臨床心理士・村中直人氏との鼎談も収録。
優生思想や反出生主義は、決して極端で特殊な思想ではない。それらは、「生産性至上主義」や「自己責任論」が支配する現代社会のなかで、多くの人が抱え込まざるをえない痛みから生じている。本書は当事者を断罪するのではなく、その「生きた声」に耳を傾けることで社会の歪みを可視化し、誰もが「自分は存在してよい」と思える社会への指針を示す一冊である。

【目次】
はじめに (横道誠)
第1章:優生思想と反出生主義――生命倫理をめぐって語る、ただし個人的な流儀で(横道誠)
第2章:当事者たちの声 21人のインタビュー
第3章:消えたがる当事者たち (すぷりんと)
第4章:鼎談 「平均」という多数派の解体─選択としての生、宿命としての優生思想(横道誠×すぷりんと×村中直人)
おわりに (横道誠)


【目次】

はじめに (横道誠)
第1章:優生思想と反出生主義――生命倫理をめぐって語る、ただし個人的な流儀で(横道誠)
第2章:当事者たちの声 21人のインタビュー
第3章:消えたがる当事者たち (すぷりんと)
第4章:鼎談 「平均」という多数派の解体─選択としての生、宿命としての優生思想(横道誠×すぷりんと×村中直人)
おわりに (横道誠)

内容説明

思想史的整理、21名の当事者インタビュー、支援現場からの分析、そして鼎談を通して、〈当事者による自己否定〉という現象を社会の構造から読み解く。なぜ彼ら/彼女らは、自らの存在を否定する言葉を「選ばざるを得なかった」のか?その言葉に耳を傾けることで、誰もが自らの存在を肯定できる社会の可能性を探る。

目次

第1章 優生思想と反出生主義―生命倫理をめぐって語る、ただし個人的な流儀で(優生思想に関する個人的記憶と考察;反出生主義に関する個人的記憶と考察 ほか)
第2章 当事者たちの声 21のインタビュー
第3章 消えたがる当事者たち(優生思想と反出生主義;当事者優生思想とは ほか)
第4章 鼎談 「平均」という多数派の解体―宿命としての優生思想、選択としての生(インタビューを終えて;私たちが生きているこの社会 ほか)

著者等紹介

横道誠[ヨコミチマコト]
1979年生まれ。博士(文学)(京都大学)。京都府立大学准教授。専門は文学・当事者研究

すぷりんと[スプリント]
1992年生まれ。児童指導員・オンライン家庭教師として、発達障害のある子どもとその家族の支援に携わる。当事者として、親子ボードゲーム会や優生論勉強会などのイベントを主催。これらの知見を活かし、講師業や執筆活動も行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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