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内容説明
詩のような日常宇宙。福原信三(資生堂初代社長)や林芙美子(著述家)をはじめ多くの文化人に愛され、日本近代洋画の改革期を駆け抜けた異色の洋画家、小林徳三郎(1884‐1949)。フュウザン会や春陽会での活躍、島村抱月(演出家・作家)や松井須磨子(俳優)らによる劇団芸術座の舞台美術、日常を題材に繰り返し描いた魚やこどもたち…。約300点の作品と新たに発見された舞台・出版資料、そして充実の論考により、その画業の全貌に迫る!!初の大回顧展公式図録!
目次
一 洋画家を目指して(初期の作品;フュウザン会とその周辺)
二 大衆文化のなかで(雑誌『奇蹟』とその関連;芸術座や舞台関連;各種図案と『文章世界』;婦人のための世界;こども向けの印刷物の仕事)
三 画壇での活躍(野島邸での個展と日本画への接近;春陽会での活躍と画風の展開)
四 彼の日常、彼の日本(療養を経て 洋画家が描く日本的世界;強羅に疎開の頃;終焉の地 豊島)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
Willie the Wildcat
42
長年待ち望んでいた小林氏、初の大規模回顧展。第3章で知る、先日訪れた埼玉県立近代美術館美術館の展覧会で知った野島氏・斎藤両氏(https://bookmeter.com/reviews/131528049) との縁。”再興”と舞台美術。印象的なのが『郊外の雪』。素朴な原風景、雪の中にヒトの温かみが滲む。一方、他作品と一線を画すような”怒”、”恐”を強く感じる海』と『残照』の圧倒感。作成時期の時勢の影響とも推察。ほのぼのとするスケッチが多数展示される中、『(関東大震災)被災者』に思わず足が止まる。2025/12/14
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