出版社内容情報
嶽本野ばら伝説のデビュー作にして、すべての乙女たちの聖典、書架必携の特装愛蔵版。
1998年、〈乙女のカリスマ〉此処に誕生す――
▼本文より
「もし、本書のせいで貴方の人生が狂ってしまったのなら、これから共に歩んでいきましょうね。僕達はずっとずっと、一緒です。」
「もう、泣かないで下さい。僕達は、赦されているのです。」
「貴方は小春日和に似ています。それが僕を哀しくさせます。」
「貴方はずっと貴方が愛した貴方でしかないことだけは覚えておいて下さい。」
「フリルもリボンも、私が私に愛される為の小道具です。」
「品性があればこそ、乙女は意地悪でも我儘でも、盗人でも赤貧でも赦されるのです。」
「乙女は可愛さに対して求道的でなければなりません。」
* 本書は、『花形文化通信』(1992・6‐1997・9)を初出とする単行本『それいぬ――正しい乙女になるために』(国書刊行会、1998・5)に、5篇の文庫版増補および「文庫版あとがき」(文藝春秋、2001・3)、書き下ろしの「序文」「愛蔵版の為のあとがき」を加えた愛蔵版です。
* 特別付録 謹製〈蔵書票〉つき
* 装幀 松田行正 + 山内雅貴
【著者紹介】
嶽本野ばら
京都府宇治市生まれ。1998年に初のエッセイ集『それいぬ─正しい乙女になるために』でデビュー。2000年に初の小説集『ミシン』を刊行して以降、少女文化やストリートカルチャーを原点にした独特の世界観で支持を集める。主著に三島由紀夫賞候補作となった『エミリー』『ロリヰタ。』の他、『下妻物語』『ハピネス』『ロリータ・ファッション』『ピクニック部』『天橋立物語』などがある。
内容説明
1998年、〈乙女のカリスマ〉此処に誕生す―嶽本野ばら伝説のデビュー作にして、すべての乙女たちの聖典、書架必携の特装愛蔵版。本書は、国書刊行会刊『それいぬ 正しい乙女になるために』(1998)に5篇の文庫版増補および「文庫版あとがき」、書き下ろしの「序文」「愛蔵版の為のあとがき」を加えた愛蔵版です。
目次
春の日には、菜の花畑
お友達なんていらないっ
プラネタリウムと模造少女
前略 乙女の君に
時を駆ける宇野重吉
私の彼はミスター・スポック
J・コーネル展に寄せて
一九九三年ロボコンの旅
皇室礼讃
乙女と性欲
春の初めの乙女のコートは
ジェーン・バーキンへのお手紙
朝のデカダンス
幻想の植物乙女
花咲くエメラルドのお城の星の歌
かき氷を食べた話
スミレの花の魔法の阪急電車
博物館とお葬式
公女様は意地悪がお好き
品性に就いて〔ほか〕
著者等紹介
嶽本野ばら[タケモトノバラ]
京都府宇治市生まれ。1998年に初のエッセイ集『それいぬ―正しい乙女になるために』でデビュー。2000年に初の小説集『ミシン』を刊行して以降、少女文化やストリートカルチャーを原点にした独特の世界観で支持を集める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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