12か月の本<br> 6月の本

個数:

12か月の本
6月の本

  • 倉庫に在庫がございます(通常、注文翌々日~4日後に出荷)
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆前日の在庫データを元にしているため、品切れの場合がございます。
    ◆表紙のご指定は承っておりません。
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ B6変判/ページ数 280p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784336077394
  • NDC分類 908
  • Cコード C0090

出版社内容情報

時代も場所もまったく異なる文学作品たちをつなぐテーマは〈12か月〉――12か月のうちの〈6月〉をテーマに古今東西の小説・詩歌・随筆を集めたアンソロジー。
季節をあじわい、あの作品といま同じ季節を生きるよろこびをつくる本。シリーズ全12巻。

【編者紹介】
西崎憲

翻訳家、作家、アンソロジスト。訳書にコッパード『郵便局と蛇』、『ヘミングウェイ短篇集』、『青と緑 ヴァージニア・ウルフ短篇集』など。著書に第十四回ファンタジーノベル大賞受賞作『世界の果ての庭』、『蕃東国年代記』『未知の鳥類がやってくるまで』『全ロック史』『本の幽霊』など。フラワーしげる名義で歌集『ビットとデシベル』『世界学校』。電子書籍や音楽のレーベル〈惑星と口笛〉主宰。音楽家でもある。

内容説明

〈ひと月〉をテーマに古今東西の文学作品を集めた12か月のアンソロジー。

著者等紹介

西崎憲[ニシザキケン]
翻訳家、作家、アンソロジスト。著書に第十四回ファンタジーノベル大賞受賞作『世界の果ての庭』など。フラワーしげる名義で歌集『ビットとデシベル』『世界学校』。電子書籍や音楽のレーベル〈惑星と口笛〉主宰。音楽家でもある

岡本かの子[オカモトカノコ]
小説家、歌人、仏教研究家。1889年生。与謝野晶子に師事し新詩社に参加。漫画家の岡本一平は夫、芸術家の岡本太郎は長男。1939年没

谷崎潤一郎[タニザキジュンイチロウ]
小説家。1886年生。1965年没

安部公房[アベコウボウ]
小説家、劇作家、演出家。1924年生。1993年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

pirokichi

26
読み友さんのレビューで「12か月の本」シリーズという「ひと月をテーマにしたアンソロジー」があるのを知り、1年間挑戦しようと、6月より手に取った。泉鏡花、ランボー、岡本かの子など、古今東西の文学作品20篇を収録。編者である西崎憲さんの「縦むすびのほどきかた」と茨木のり子さんの詩「六月」以外はすべて初読だった。北原白秋の「六月の花」は、里山歩きで目にするものが多く、読んでいて心地いい、暗誦したいほど。遠藤周作「恐怖の窓」、山川方夫「歪んだ窓」の二つの窓は、猛暑の折ヒヤリとした。造本が美しく揃えるのが楽しみ。2025/06/30

かもめ通信

18
“ひと月”をテーマに古今東西の文学作品を集めた国書刊行会のアンソロジー“12か月の本”。『5月の本』に続いて、『6月の本』も読んでみた。前回はタイトルに「5月」と入っている作品が多かったが、茨木のり子の「六月」と北原白秋の「六月の花」のみ。安部公房、岡本かの子、ランボー、宮本百合子、遠藤周作等々全部で26作、うち翻訳ものが6作だ。詩ありエッセイあり、小説あり、どこから読んでもいいのは前回同様。このシリーズは装丁もきれいなので読んだ後、誕生月の親族にプレゼントすることにしている。2025/06/23

Cinita

11
6月といえば長雨だし、さぞ暗鬱な一冊になっているだろうと思って読み始めたらそんなことはなかった! 言われてみれば海外だと梅雨ないな。ヴワディスワフ・レイモント「ポーランドの春」は夜明けの村の朝靄けぶるような繊細な風景描写と春の訪れへの歓喜にしみじみした後「ん?これ6月?!」と二度見しちゃった。/雨降山への思いを綴った石川欣一「可愛い山」、老婆たちのささやかな友情を描いたシャルル=ルイ・フィリップ「お隣同士」、いいかげんな報道を痛烈に皮肉ったマーク・トウェイン「ワシントン将軍の黒人従者~」が特に好きでした。2025/07/06

paluko

8
千石の書店で、家族にも身近にも6月が誕生日という人はいないにもかかわらず衝動買い。遠藤周作の、実にヨーロッパ的な怪談「恐怖の窓」、"鉄道病"って何?!と思ったら今でいうパニック発作に悩まされていたらしい谷崎潤一郎の「恐怖」、「子供の科学」にでも載っていそうな中谷宇吉郎「霧を消す話」…編者「縦むすびのほどきかた」以外は初めて読む作品ばかりで世界がまた少し拡がる。6月というと日本では梅雨・紫陽花・蝸牛というイメージだがヨーロッパではバカンス大移動の始まりという感じで、ずいぶんと気分が違うのも面白い。2025/06/24

水蛇

6
「男女の仲ならとっくに心中しているか、夫婦になっている」と雨飾山(なんて素敵な名前…)への愛惜を綴る石川欣一にお花を贈りたい。「入露記」「ポーランドの春」、「小町の芍薬」「紫陽花」、「恐怖の窓」「歪んだ窓」とモチーフを重ねるテンポのいい構成でスキップするように弾みがつく。大好きな芍薬を冠した「小町の芍薬」はとくに楽しみだった。これぞかの子というこってりとむせ返る湿った香りの文章は、わたしにとってはれやかな明るいはずのお花をどこかに沈めてしまう。それなのに最後の数行で一瞬で物語をたたんでしまう緩急の妙よ…2025/06/11

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/22541149
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品