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内容説明
いざ、願掛け散歩へ!稲荷や地蔵、石仏・石塔から、地獄の神々、幽霊の供養碑まで、東京の庶民信仰スポット約500件を取り上げ、その縁起、迷信や俗信、御利益などを解説。通読するもよし、散歩のお供にするもよし、事典としても有用な現代版「江戸神仏願懸重宝記」。
目次
第一章 庶民信仰における民俗神と精霊
第二章 主尊格神仏に求める庶民利益
第三章 原初的精霊―石神と性神
第四章 石・水・橋・文字の霊力
第五章 現代のアニミズム
第六章 神に昇格した人の魂魄と執念
第七章 地獄界、冥界への信仰
第八章 稲荷に求める庶民利益
第九章 地蔵に求める庶民利益
著者等紹介
川副秀樹[カワゾエヒデキ]
1949年東京都立川市生まれ。中央大学経済学部卒。Gデザイン事務所経営を経て著作・編集業。民俗学や庶民信仰・民間神仏の研究、取材を重ね、飯縄信仰・第六天信仰・憑物などの関係著書を執筆。2014年より著書読者を対象とした「東京発掘散歩隊」を主催。1960~70年代黒人音楽にも造詣が深く、自身もライブを行うなど多彩な活動を行う。現在サブカルチャー教室『狐狸囃子塾』を主催。月に一回「江戸東京の庶民信仰」や「想山著聞奇集」の解説を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。