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出版社内容情報
特異なデザイン世界が注目されている大正・昭和初期の幻の画家、小林かいち。その過激にしてエレガントな絵葉書・絵封筒の小宇宙を読み解く。
300点に及ぶ図版でその繊細にしてゴージャスな「京都アール・デコ」の宴を再現。創作モチーフをたどる研究成果と、新発見絵封筒作品を加えた増補新版!
【編者紹介】
山田俊幸
1947年生まれ。国学院大学卒業。元帝塚山学院大学文学部教授。日本絵葉書会会長。大正イマジュリィ学会常任委員。著書に『論集立原道造』、『アンティーク絵はがきの誘惑』など。編著に『続 芸術家の年賀状』、『小林かいちの世界 まぼろしの京都ア-ル・デコ』などがある。
永山多貴子
郡山市立美術館学芸員
神尾怜奈
1998年生まれ。大正イマジュリィ研究家。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
榊原 香織
106
謎の、大正ロマン、アールヌーボーの画家。 京都のさくら井屋の封筒は乙女たちが競って買ってたものらしい。 夢二ほどメジャーじゃない。 以前どこかで見た。多分、加藤まさお関連の展示で。2024/08/07
ユエ
17
先月伊香保にひとり旅した際、ロープウェイの駅で見かけたポスターに、小林かいちの作品が使われていて。なんてオサレなのかしら!と、耽美で洒脱なラインと色使いに一目惚れ、急遽保科美術館に足を伸ばし、ほぼ貸切状態で心ゆくまで堪能してきた。という旅の思い出。買ってきた絵葉書を眺めていたら、ふとまた他の作品も眺めたくなってこちらを手に取る。文書の方は飛ばし読みですすいません笑。令和の今見ても素敵な和洋折衷。「彼女の青春」なんかは、酔いどれたレディ達の姿にクスリとさせられたりもする。秋の夜長に眺めるのに最適。2024/10/24
をとめ
0
書店2024/04/18