内容説明
ミュージアムグッズの持つ「チカラ」を紐解こう。美術館、歴史博物館、自然史博物館、動物園、水族館…日本全国、あらゆるジャンルのミュージアムを訪ね歩き、その活動とミュージアムグッズをご紹介。豊富なインタビューと愛らしいグッズが、あなたをミュージアムの世界へ誘います。
目次
1 かわいいを楽しみたい(インタビュー 北海道立三岸好太郎美術館;インタビュー 尾道市立美術館 ほか)
2 感動を持ち帰りたい(インタビュー 千葉市美術館;インタビュー PLAY! ほか)
3 マニアックを堪能したい(インタビュー 角川武蔵野ミュージアム;インタビュー 古代オリエント博物館 ほか)
4 もっと深く学びたい(インタビュー 三浦綾子記念文学館;インタビュー ニフレル ほか)
著者等紹介
大澤夏美[オオサワナツミ]
札幌市立大学でデザインを学んだのち、北海道大学大学院に進学。博物館経営論をベースとして、ミュージアムグッズの研究に取り組む。会社員を経て、現在はミュージアムグッズ愛好家として活動。研究、実践の両面から、「博物館体験」「博物館活動」としてのミュージアムグッズの役割を広めるべく邁進中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
chimako
87
続けて続編。表紙に地元の美術館のグッズが出ていて是非に読みたいと借りた一冊。こちらは欲しいもの目白押しです。野付半島ネイチャーセンターのピンバッチ、福井県立恐竜博物館の恐竜メモ、札幌市円山動物園の御祝儀袋、野球殿堂博物館のカットバシ、たばこと塩の博物館のマッチ、室生犀星記念館の本のブローチ、TOTOミュージアムと超ミニチュア便器、青森市小牧野遺跡保護センターの遮光器眼鏡、北斎館のガラスマグネット、もちろん地元の美術館の印伝。今年の夏は小布施の北斎館が目的なのでマグネットは手に入りそう。楽しみが増えたよ。2022/07/10
yomineko@ヴィタリにゃん
80
この本には欲しいものが詰まり過ぎている!北海道の水引にはビックリ!これをもらったら嬉しいだろうな~😊一見の価値あり!牧野植物園には是非とも行ってオリジナルのお茶を買いたい。牧野先生大好きです。尾道市立はお約束の猫グッズが豊富。長崎はやはりビスケット🍪北海道は見どころ満載で本当に困る!!!2022/11/26
シフォン
46
ミュージアムグッズだけではなく、日本各地の個性のあるミュージアムを知ることができたのも嬉しい。行ってみたいと思うところは、「南極、北極科学館」「竹中大工道具館」「高知県牧野植物園」。ミュージアムグッズは、展示物に関するもの、地域とのコラボ、子供に向けたものなど工夫がこらされている。本書ではコロナ禍での対応の話も各ミュージアムで見られた。通販活動もいいのだけど、ミュージアムに足を運びたいと思うようなグッズを作りたいには、そーだよな〜と。ミュージアムショップをみるのがますます楽しみになってくる。2022/09/18
Nat
44
図書館本。更にマニアックなミュージアムが多かった。近場だと古代オリエント博物館に行ってみたい。今なら特別展がおまもりとハンコとコイン。面白そう。オリエントの地図と遺跡手拭いが欲しくなった。岡田美術館のしおりも素敵。ニフレルボードゲーム、思わずオンラインショップで買おうかなと検討中。あと若狭歴史博物館の解体新書ノートが渋くて素敵!それから、大牟田市立三池カルタ・歴史資料館の復元天正トランプで遊びたい。2023/10/22
sofia
41
ミュージアムグッズ第2弾。こちらは特展グッズではなく、ミュージアム常設にある作品のオリジナルグッズです。いろいろ魅力を伝えるため工夫に苦労しているようです。買う側の価値観もそれぞれ違うと思うし、はっきり言えばぜいたく品、難しいですよね。貧乏性なので、私は飾るより使ってなんぼと思っています。国立公文書館の平成クリアファイルが欲しいです笑 安くてかわいいピンバッジは心が揺れます。2022/10/03