内容説明
「汝の意志するところを行なえ。これこそ“法”のすべてとならん」最新の研究に基づき全面改訳するとともに、自筆原稿全65点の写真を収録、『法の書』誕生の鍵となった“啓示の銘板”を新たに加えた増補決定版。
目次
第1章 法の書“第二二〇之書”
第2章 クハブス・アム・ペクト“第三〇〇之書”
第3章 デ・レゲ・リベルム“第一五〇之書”(自由について;愛について ほか)
第4章 NVの書“第十一之書”
第5章 HADの書“第五五五之書”
附録 “啓示の銘板”
著者等紹介
クロウリー,アレイスター[クロウリー,アレイスター] [Crowley,Aleister]
1875年10月12日生まれ。イギリスのオカルティスト、魔術師、作家、詩人、登山家。ケンブリッジ大学在学中に「黄金の夜明け団」に入団。その後世界各国遍歴の旅に出、神秘主義結社を主宰して数多くのオカルティズム文献を著述した。1904年に執筆された『法の書』はその代表作。1947年12月1日逝去。享年72
植松靖夫[ウエマツヤスオ]
上智大学大学院博士後期課程修了。現在、東北学院大学文学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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HANA
58
「汝の意志するところを行え。それこそ〈法〉のすべてとならん」クロウリーの主著である「法の書」、並びに関連書である「クハブス・アム・ペクト」「デ・レゲ・リベルム」「NVの書」「HADの書」を収録。本書で言わんとするところは冒頭に掲げた文章に集約されているのだが、全体としての内容はオカルト(隠された知識)の名に恥じず非常に難解。意味を掴むにはオカルト自体の知識が必要な為、素人には手が出せない。本自体はクロウリーの意志に従い赤黒の二色で印刷されたり、自筆原稿等も含まれ非常に豪華。本自体持ってるだけで価値あるか。2022/05/14