蓑虫放浪

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蓑虫放浪

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  • サイズ A5判/ページ数 288p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784336066817
  • NDC分類 721.9
  • Cコード C0021

内容説明

幕末から明治期にかけて日本全国を放浪した絵師、蓑虫山人放浪伝。

目次

1 源吾
2 幕末
3 土偶
4 変人
5 放浪
6 美濃

著者等紹介

望月昭秀[モチズキアキヒデ]
1972年、静岡県静岡市生まれ。ニルソンデザイン事務所代表。書籍の装丁や雑誌のデザインを主たる業務としながら、都会の縄文人のためのマガジン『縄文ZINE』を2015年から発行し編集長をつとめる

田附勝[タツキマサル]
1974年、富山県生まれ。全国を走るデコトラとトラックドライバーを撮影し、初の写真集となる『DECOTORA』(リトルモア)を2007年に発表。2012年には『東北』(リトルモア)で第37回木村伊兵衛写真賞を受賞した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ばんだねいっぺい

26
「簑虫仙人」をリスペクトして書かれた入門書のような本。旅の資金とも、遺物の代金ともなった絵の数々からは、そのかわいらしく自由な魂の境地が伝わってくる気がする。東北は、流罪になった人を受け入れる文化があったから遠方からの変わった客人を受け入れやすかったのかな。のんびりしていた当時の文化を誇らしく感じる。2021/01/11

makoto018

7
幕末・明治期、折り畳みテント(笈)を背負い、日本中を放浪した蓑虫山人。各地で寝泊りしつつ、絵画や和歌を書き、庭園を造り、縄文期の土偶や土器を発見した。芭蕉ほど芸術的ではなく、伊能忠敬ほど仕事人でもく、菅江真澄ほど学究的ではない。だが、とても魅力的な人物だ。残された絵日記等から、自由闊達な絵と歌な、観光体験レポート、日本初の縄文博開催などの事績が推測できる。本書では、YouTuberのような行動力、人々に愛される「フーテンの寅」型人物でありつつ、借金完済など几帳面な性格ではないかと紹介されている。お薦め本。2021/01/25

金目

3
放浪の画家、明治のインフルエンサー、土器を愛する人、蓑虫山人の足跡を追う。出身地の岐阜を振り出しに、北は青森から南は九州まで、その行動範囲は幅広く、嘘か真か時折ものすごいビッグネームが飛び出す。有名な遮光器土偶の発見にも関わっているとか。岩手に限れば水沢公園の造営と猊鼻渓の周知が大きな仕事だけれども、思った以上にすごい人だったのかも知れない2025/04/09

辺野錠

3
こんな人が歴史の中に埋もれていたのか!と驚いた。その生き方に円空や木喰を連想した。縄文時代の定義が出来る前は神代と呼ばれてたなど考古学黎明期の事情を知ることが出来るのも興味深い。土偶の横綱ポジションの遮光器土偶を発掘したのは彼かもしれないと言うのはなかなかに伝奇的でロマンのある話だと思った。2021/02/23

ターさん

2
なんと不思議な人だろう。「蓑虫山人、本名は『土岐源吾』。虫の蓑虫が家を背負うように笈=折りたたみ式の庵(小屋・茶室)を背負い、幕末から明治期にかけて全国を放浪した絵師だ」日本各地を居候しながらに渡り歩く。ただの変な人だとそんな芸当はできない。何か人を惹きつける魅力があるのだろう。居候した先で描かれた絵画は、俳画のように大らかでチャーミングだ。愛された理由が分かるようだ。それでもって「蓑虫山人はホラ吹きだ」魅力倍増である。そして、「蓑虫が片足の遮光器土偶を発掘した」とは。あの日本一有名な(?)土偶をである。2021/02/07

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