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内容説明
作家、政治家、外交官として修羅の世紀を生きた著者の21世紀への遺言。思いやりと赦しの書。
著者等紹介
コーエン,アルベール[コーエン,アルベール] [Cohen,Albert]
1895‐1981。1895年ギリシアのコルフ島に生まれる。5歳で両親と共にマルセイユに移住。ジュネーヴ大学法学部で学ぶ。1919年スイス国籍取得、弁護士として活動し始める。詩人、ジャーナリストのアンドレ・スピール、イスラエルの初代大統領となるハイム・ヴァイツマンとの出会いがシオニスト・コーエンを生む。1939年ユダヤ機関の政治顧問となり、第二次大戦時には各国亡命政府とナチスから逃れたユダヤ人との協力関係樹立に重要な役割を果たす。ヒトラーがホロコーストの完遂を急いだ1944年にユダヤ機関を辞し、難民のための政府間委員会の法律顧問となりユダヤ人の救済にあたる。主な作品に、アカデミー・フランセーズ小説大賞受賞作『選ばれた女』などがある。1981年86歳で没
紋田廣子[モンダヒロコ]
法政大学文学部日本文学科卒業。SBS静岡放送勤務後、パリ留学。2000年7月まで画廊に勤務し、展覧会実施、翻訳、通訳に従事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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