内容説明
ゴージャス!ファビュラス!アメージング!今をときめくドラァグ・クイーン総勢135名のゴージャスなオールカラー写真集。「なぜドラァグやるの?(=Why Drag?)」という問いに対する、収録クイーン全員の回答も掲載。すべてのドラァグファンとファッショニスタに捧ぐ1冊。
目次
ADORE DELANO
MADDELYNN HATTER
NAOMI SMALLS
BIANCA DEL RIO
COURTNEY ACT
EPIPHANY GET PAID
APRIL CARRION
RUBY ROO
MISTY MEANER
MOCHA LITE〔ほか〕
著者等紹介
ヘイスティングス,マグナス[ヘイスティングス,マグナス] [Hastings,Magnus]
英国出身の写真家。2000年頃から映画スター、ドラァグスター、ポップスター、ポルノスターなど、様々なセレブの写真の撮影を始め、GG、Glamour、US・Weekly、Cosmopolitan等の雑誌に紹介される。また、UKで何度か個展を開催し、2014年にはドラァグ・クイーンのポートレイトをニューヨークで展示、大成功を収める。これを契機として「Why drag?」の旅を始める。現在、Queen誌のフォトディレクター(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
tom
18
図書館で借り出すのもちょっと恥ずかしい表紙の写真集。被写体はドラァグ(英俗語で女装/男装するの意)。被写体の人たち、ひとりひとりが、なぜドラァグなのかをコメントする。登場人物の一人はこう語る。「ドラァグによって私はパワフルで、美しく、ハッピーで、そして自分自身であると信じられる。私の内的な感情を表現してくれるし、アーティステックなはけ口でもある」。他の人も、いずれも自己実現の道筋と語る。ほかの写真集では、ちょっと見ることのできないパッションが描かれていて見入ってしまった。こういう写真集もあるという驚きも。2023/07/04
ヘジン
9
なりたい自分を全力で表現しているドラァグ・クイーンが勢揃い。このエクストラバガンザさがたまらない。『ル・ポールのドラァグ・レース』の出演者も多数。ヴァイオレット・チャチキ最高 。ニナの言うとおり、ドラァグはあらゆるレッテルの上にある。あとがきでの、『ル・ポール』の順位付けが好きではないというエスメラルダさんの意見はわかる。でも単純な美醜ではなく、裁縫の腕やユーモアのセンスや演技力やリップシンクのうまさ等も含めた、あくまでその一瞬のパフォーマンスの出来を競っているのだから私はありだと思うんだけど、どう?2022/05/05
Yukipitasu
2
セクマイと表現文化についての大学の講義で読んだ。ドラァグクイーンになった理由って質問がみんなにされていたんだけど、短くシンプルにパンストが履きたかったからと答えていたのがあって印象的だったな。 ドラァグクイーンと一口に言っても結構色々あるんだな。読んでて楽しかった。2022/12/09
たろよめ
2
本屋でジャケ買い。しかもフルカラーでこの値段はコスパ高い!女性と見間違うほど奇麗な方から、あごひげや腕毛、ふくよかさまで「これが私!」と言わんばかりの自信とメイクと衣装が参考になる。多様性が1冊に凝縮されていて買ってよかった。2021/01/29
Tkc Knk
1
読んだと言うより見た。2021/12/05