トラウマによる解離からの回復―断片化された「わたしたち」を癒す

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トラウマによる解離からの回復―断片化された「わたしたち」を癒す

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  • サイズ A5判/ページ数 320p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784336065681
  • NDC分類 493.74
  • Cコード C0011

内容説明

トラウマケアのバイブル!ジェニーナ・フィッシャー博士の集大成。神経生物学的パーツアプローチにより、解離性同一性障碍や自傷などのハイリスク行為に取り組む。

目次

神経生物学的な名残としてのトラウマ―断片化はどのように起こるのか
パーツを理解する、トラウマを理解する
クライアントとセラピストの役割の変化
「わたしたち」と向き合うために―パーツたちに働きかける
パーツたちと仲良くなる―思いやりの種を蒔く
トラウマ的愛着の複雑さ
自殺願望、自己破壊、摂食障碍、嗜癖のパーツに働きかける
セラピーの難点―解離性症状と障碍
過去を修復する―自分への抱擁
失ったものを取り戻す―幼いパーツたちとのつながりを深める
安全と歓迎―安定型愛着を獲得する

著者等紹介

フィッシャー,ジェニーナ[フィッシャー,ジェニーナ] [Fisher,Janina]
Ph.D。センサリーモーター療法研究所のアシスタント教育ディレクター、国際EMDR学会(EMDRIA)の公認コンサルタント、ベッセル・ヴァン・デア・コークによって設立された診療所および研究所であるトラウマセンターの元講師である。臨床家、著者、プレゼンターとしても知られ、ニューイングランドトラウマと解離協会の会長、ハーバード大学医学部で講師も務めた

浅井咲子[アサイサキコ]
公認心理師。外務省在外公館派遣員としてロンドンにある日本国大使館に勤務する。その後渡米し、カリフォルニア州のジョン・F・ケネディ大学院で、カウンセリング心理学の修士課程(身体心理学専攻)を修了。2008年から個人のセラピールームを私宰している。ソマティック・エクスペリンシング療法の上級グループコンサルタントとして活動する他、内的家族システム療法(IFS)(レベル2修了)、総括的リソースモデル(CRM)などの療法も取り入れ、神経系に働きかけてトラウマによる症状を改善することを目指し、全国各地で講演や講座を実施している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ひろか

8
訳も読みやすく、解離とそのケアについてよくわかる。 まとめると「パーツワーク」にて、疎外された自己とメタ認知的な自己をつなげる「二重の気づき」が重要とのこと。 実践上は難しそうだが、内的家族システム療法が、内的な自己を対象とした家族療法的な手法であるが、外在化しつつ、それぞれパーツをまさに家族療法的に扱う。逆説的であるが、通常の家族療法的な考え方自体が、「外的な」家族システム療法とも言えそうだと思った。2020/09/13

Yes

2
当事者として、当事者の方におすすめしたい一冊です。トラウマ発生の理屈、回復方法について書いてあります。 多くの方は「親から与えられなかった健全な愛を今さら与えてくれる人はそういない」と薄々気づいていると思いますが、だからこそ「自分で自分(のパーツたち)を愛する」ことで回復を目指すことが役立つと思います。 現在生きづらさを生む"トラウマによって生まれたパーツたち"は当時自分を危機的状況から守ってくれ、そして今もなお守ろうとしてくれている存在であると肯定し、宥めることで、日常を送る自己を保とうとする試みです。2022/05/06

Schwarzeon BLACKY

2
自身のパーツ(区画分けされた自己?)がどう思ってるかを客観的に眺められ、寄り添ってあげれば、内的な愛着により生きやすくなる。パーツに分断されたのは辛い過去を生きるのに必要だったからで頑張って生きた証拠であるから、安全な今は彼らの存在を認め寄り添ってあげよう。語弊はありますが素人なりにそんな主張なのかなと。非常に有益な物の見方だなと思います。 従来のカウンセリングの発展という見方ならわかりやすいのかなと。ただ自分含め初見の人は要点がボケてるわりに具体例が入り乱れてるので読みづらさは覚悟が必要と思われます。2021/09/10

klopfer

1
何度も読み返して時間がかかってしまった。後半は日々の実践に通じていて、ああやっぱりそうだよねという印象。2023/05/05

ポラリス

0
私自身の経験と重なるので、確認する意味で。2023/10/04

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