内容説明
人類最高ユーモア小説『ジーヴス・シリーズ』個人全訳という快挙を成し遂げた著者が、分かりやすく解説するジーヴスと作者ウッドハウスの笑いにあふれる愉快な世界。背景豆知識、登場人物一覧、作者の生涯…入門者からマニアまで、子供から老人まで、愉しい人から悲しい人まで、だれでも楽しめる待望のガイドブックがついに登場。
目次
第１章 ウッドハウス紀行（ノーマン・マーフィーと歩く、ウッドハウスのロンドン；ダリッジ・ウッドハウス・ウォーク ほか）
第２章 おしえて、ジーヴス（ジーヴスとバーティーとウッドハウス；雑誌の黄金時代 ほか）
第３章 ジーヴス・シリーズで辿るウッドハウスの生涯（比類なきジーヴス／それゆけ、ジーヴス；でかした、ジーヴス！ ほか）
第４章 ウッドハウスの世界は拡がる（バーティー・ウースターの世界；ジーヴス・シリーズ映像化作品 ほか）
著者等紹介
森村たまき［モリムラタマキ］
１９６４年生まれ。Ｐ・Ｇ・ウッドハウス作品の翻訳で知られる（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ハルト
5
読了:◎ 作者であるウッドハウスを、ジーヴスシリーズを通して語り尽くしている一冊。ジーヴス、ウッドハウスファンなら、ぜひ一家に一冊置きたい本。とにかくジーヴスものの訳者である著者の、深く細かい解説、考察はすごいの一言。ウッドハウスマニアだというのがひしひしと伝わってくる。聖地巡りやジーヴスものやバーディーについてのあれこれ。ジーヴスから辿るウッドハウスの生涯。登場人物一覧に、ウッドハウス年表と読みごたえがありました。ジーヴスものを読み返したくなる良書でした。2019/10/09
秋風
0
ピンク色を背に素敵な紳士のハットに蝶ネクタイの装丁が素敵。英国最高のユーモア作家100刷に及ぶ著作に数限りなく登場する最も愛されるお洒落な青年紳士のバーディと彼に仕える敏腕天才執事のジーヴス。ロンドンウオーキング、メイフィア〜バーリントン〜レスタースクエア〜コベントガーデン。ダリッジカレッジからオックスフォードを断念して銀行員。「ジーヴスシリーズ」の豆知識、登場人物、物語の背景、そして著者の生涯などでした。ゆっくりシリーズを読んでいきもう一度この本を読み返したい。2019/10/04
ekoeko
0
豆知識・登場人物一覧・作者の生涯などジーヴスファンにはたまらない１冊。マンガでしか読んだ事がなかったのでシリーズ読んだり映像でも観たいと思った。2019/09/18
