内容説明
朝鮮王朝時代の画家師任堂が残した包みには、誰も知らない過去が隠されていた。“良妻賢母”という束縛から画家のイメージを解き放ち、女性たちの内面の葛藤を描いて話題となった力作を初めて日本語訳。
著者等紹介
クォンジエ[クォンジエ]
1960年慶尚北道慶州市生まれ。1983年梨花女子大学英文科卒業。2000年フランス国立パリ第7大学東洋学部博士取得。1997年『La Plume』で文壇デビュー。2002年李箱文学賞、2005年東仁文学賞受賞
キムミョンスン[キムミョンスン]
1957年、東京生まれ。韓国・梨花女子大学教育心理学科卒業。韓国外国語大学通翻訳大学院韓日科修士号取得。大学院卒業後、韓国外国語大学通翻訳大学院韓日科講師、KBSワールドラジオ、NHK‐BS「アジアニュース」などで放送作家、翻訳、通訳として活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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