エイリア綺譚集

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エイリア綺譚集

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  • サイズ 46判/ページ数 276p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784336063045
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

澁澤龍彦と中井英夫に見出された高原英理の幻想小説集。「ガール・ミーツ・シブサワ」「林檎料理」「青色夢硝子」「猫書店」他。鬼才高原英理三十年の軌跡。これを知らずに幻想文学を語ってはならない。
鉱物、結晶、月、星、夢、夜、夏、少年少女、世界改変、書物、詩。いくつものモティーフを重ねつつ、ときに重厚、ときに軽妙、それぞれが全く異なる現代日本幻想文学の至高点。幾多の具眼の士から絶賛された珠玉の既発表作10篇に遊び心あふれる書き下ろし中篇『ガール・ミーツ・シブサワ』を加える。

「憧憬双曲線」
「石性感情」
「猫書店」
「ほんたうの夏」
「出勤」
「穴のあいた顔」
「ブルトンの遺言」
「ほぼすべての人の人生に題名をつけるとするなら」
「ガール・ミーツ・シブサワ」

高原英理[タカハラエイリ]
著・文・その他

内容説明

鬼才高原英理30年の軌跡。鉱物、結晶、月、星、夢、夜、夏、少年少女、世界改変、書物…それぞれが全く異なる現代日本幻想文学の至高点。憧れの澁澤龍彦に霊界から会いに行く元ゴスロリ少女を描く書き下ろし中篇『ガール・ミーツ・シブサワ』ほか、『青色夢硝子』『ブルトンの遺言』『林檎料理』等全11篇。

著者等紹介

高原英理[タカハラエイリ]
1959年生れ。立教大学文学部日本文学科卒業。東京工業大学大学院社会理工学研究科博士後期課程修了(価値システム専攻)。博士(学術)。1985年、第1回幻想文学新人賞受賞。1996年、第39回群像新人文学賞評論部門優秀作受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

HANA

60
晩秋の高原の澄んだ空気を思わせるような透き通ったイメージの作品集。一読、その店に行きたくてたまらなくなるような「猫書店」から「石性感情」「ほんたうの夏」の鉱物を連想させる話など、どれも素敵な話ばかり。かというと「出勤」のような異様なイメージもあって油断が出来ない。そして何より作家論作品論であると同時に熱烈なファンレターでもある「ガール・ミーツ・シブサワ」。自分の澁澤体験は彼の死後からであり当時を体感すべき仕方は無いが、それでもその時代独特の空気や彼を取り巻いていた雰囲気が立ち上ってくるような名品であった。2019/01/28

いやしの本棚

15
まずは装幀が素敵で、手にとるだけで「エイリア」に惹き込まれてしまいます。「青色夢硝子」「石性感情」「ほんたうの夏」…鉱石、結晶がモチーフになっている作品はとりわけ好みでした。青く光る函のなかに、いろんな色の透き通った飴玉が入っていて、ゆっくり味わって満足して、またしばらく置いておくと、次に蓋をあけたときにも、また青や赤や緑の鉱石に似た飴玉が一杯になっている…自分にとってはそんなイメージが湧きあがってくる、美しい一冊。2018/12/16

ふるい

14
素晴らしい作品集。さまざまな作家オマージュな短篇群のきらめきはもちろんのこと、特に中篇「ガール・ミーツ・シブサワ」が良かった。今を生きる(語り手死んでるけど)女性が澁澤を読むことについて、忌憚なく語られます。人でなしでありながら魅力的な澁澤、憎めない!2018/12/22

凛風(積ん読消化中)

12
はい、これよこれ。こちら白高原。透明でキラキラしていて、美しい幻想譚。10の短篇と中篇が一つ。黒高原のドロドロの片鱗がチラ見えするものもあるけれど、私が、アンソロジーか何かで一つだけ読んで、うっとりした作品の流れはこちらです。その時は、作者を女性だと思っていました。これを読んで、改めて、女性と勘違いした自分に納得。函入りでグラシン紙をかけた装丁も好き。少し前に『恐怖譚集成』を読んで、あまりに生臭くドロドロだったので、毒をくらわば皿までも、の気分でこれを読んだら、意外にも浄化。逆の読み順でなくて良かった。 2021/09/28

多喜夢

11
初めての高原英理。幻想耽美SF小説集といった感じ。美しい文章で楽しい夢を見させてくれた。「林檎料理」「猫書店」がよかった。「ガール・ミーツ・シブサワ」は澁澤龍彦の評伝を幻想小説で著したもの。参考になった。2021/08/16

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