出版社内容情報
澁澤龍彦と中井英夫に見出された高原英理の幻想小説集。「ガール・ミーツ・シブサワ」「林檎料理」「青色夢硝子」「猫書店」他。鬼才高原英理三十年の軌跡。これを知らずに幻想文学を語ってはならない。
鉱物、結晶、月、星、夢、夜、夏、少年少女、世界改変、書物、詩。いくつものモティーフを重ねつつ、ときに重厚、ときに軽妙、それぞれが全く異なる現代日本幻想文学の至高点。幾多の具眼の士から絶賛された珠玉の既発表作10篇に遊び心あふれる書き下ろし中篇『ガール・ミーツ・シブサワ』を加える。
「憧憬双曲線」
「石性感情」
「猫書店」
「ほんたうの夏」
「出勤」
「穴のあいた顔」
「ブルトンの遺言」
「ほぼすべての人の人生に題名をつけるとするなら」
「ガール・ミーツ・シブサワ」
高原英理[タカハラエイリ]
著・文・その他
内容説明
鬼才高原英理30年の軌跡。鉱物、結晶、月、星、夢、夜、夏、少年少女、世界改変、書物…それぞれが全く異なる現代日本幻想文学の至高点。憧れの澁澤龍彦に霊界から会いに行く元ゴスロリ少女を描く書き下ろし中篇『ガール・ミーツ・シブサワ』ほか、『青色夢硝子』『ブルトンの遺言』『林檎料理』等全11篇。
著者等紹介
高原英理[タカハラエイリ]
1959年生れ。立教大学文学部日本文学科卒業。東京工業大学大学院社会理工学研究科博士後期課程修了(価値システム専攻)。博士(学術)。1985年、第1回幻想文学新人賞受賞。1996年、第39回群像新人文学賞評論部門優秀作受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ふるい
凛風(積ん読消化中)
多喜夢