出版社内容情報
開戦間近の昭和16年に刊行された近藤いね子英訳の夏目漱石作『こゝろ』。渡部昇一氏絶賛の名訳、いま、新装版としてよみがえる。開戦間近の昭和16年に刊行された近藤いね子英訳の夏目漱石作『こゝろ』。英文学者で評論家の渡部昇一氏絶賛の名訳が、いま、新装版としてよみがえる。渡部昇一氏「この人の英訳の『こゝろ』を読んで、私はすっかりのめり込んだ。英語がいいのである。声を出して読んでいると、『こゝろ』の主人公の心が自分にしみこんでくるような気がしたのであった」。英語圏の方々はもとより、日本で英文学や国文学を学ぶ方々等、英語訳での夏目漱石の世界に興味を持たれる読者におすすめしたい一冊です。
Contents
Part I
The Sensei and I
Part II
My Parents and I
Part III
The Sensei and His Last Letter
About Soseki Natsume and Kokoro
日本語による解説
感謝のことば (Acnowledgements の日本語訳)
夏目漱石と『こゝろ』について
(About Soseki Natsume and Kokoro の日本語訳)
近藤いね子について
愛を中心にして 星野美賀子
英訳『こゝろ』と訳者近藤いね子について 榊原未知子
夏目漱石[ナツメソウセキ]
著・文・その他
近藤いね子[コンドウイネコ]
翻訳
内容説明
開戦間近の昭和16年9月に刊行された近藤いね子訳の『KOKORO』。渡部昇一氏が絶賛した名訳が、新装版としてよみがえりました。英語圏の方々はもとより、日本で英文学や国文学を学ぶ方々等、英語訳での夏目漱石の世界に興味を持たれる方におすすめしたい一冊。