戦争と美術1937‐1945 (改訂版)

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戦争と美術1937‐1945 (改訂版)

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  • サイズ B4変判/ページ数 299p/高さ 31cm
  • 商品コード 9784336061164
  • NDC分類 702.16
  • Cコード C0070

出版社内容情報

藤田嗣治作品を新収録、改訂版刊行!アジア太平洋戦争下で制作された戦争美術の代表作177点をカラー掲載し計258点を集大成。美術は戦争をどう描いたか。アジア太平洋戦争下で制作された戦争美術の代表作177点をカラー掲載し計258点を集大成。詳細な解説・論考・資料・年譜付。改訂にあたり藤田嗣治作品を新収録。

Ⅰ……作品図版1
 戦闘図・戦地での生活など、軍と兵士を取り巻く環境や、銃後の生活

Ⅱ……作品図版2
 大陸・南方、歴史画、仏画、象徴、彫刻、現所在不明作品

Ⅲ……論考
 戦後の戦争美術――論議と作品の運命  針生一郎
 「戦争画」をめぐる広大な密室――外へ  椹木野衣
 「作戦記録画」少史1937?1945  河田明久
 作戦画の行方1945?現在  平瀬礼太
 戦時下のヨーロッパ美術研究  蔵屋美香
 裏面から見た戦争記録画  大谷省吾
 戦争と日本の彫刻1937?1945  田中修二
 イギリスの戦争画とケネス・クラーク  保坂健二朗

Ⅳ……作品解説

Ⅴ……資料

主要参考文献一覧
関連年表
収録図版一覧

改訂版付録《藤田嗣治作品》

針生一郎[ハリウイチロウ]
1925年生まれ。東京大学文学部大学院修了。文芸・美術批評家。美術評論家連盟会長等を歴任。主な著書に『芸術の前衛』(弘文堂)、『戦後美術盛衰史』(東京書籍)、『われわれにとって万博とはなにか』(田畑書店)など。2010年逝去。

椹木野衣[ サワラギノイ]
1962年生まれ。同志社大学文学部卒業。美術批評家。現在、多摩美術大学美術学部教授。主な著書に『増補シミュレーショニズム』(ちくま学芸文庫)、『日本・現代・美術』(新潮社)、『「爆心地」の芸術』(晶文社)、『戦争と万博』(美術出版社)、『後美術論』(第25回吉田秀和賞、美術出版社)、『戦争画とニッポン』(会田誠との共著、講談社)、『日本美術全集19 拡張する戦後美術』(責任編集、小学館)などがある。

蔵屋美香[ クラヤミカ ]
千葉大学大学院修了。現在、東京国立近代美術館企画課長。おもな展覧会に「ヴィデオを待ちながら――映像、60年代から今日へ」(三輪健仁と共同キュレーション、東京国立近代美術館)、「ぬぐ絵画――日本のヌード1880-1945」(同)、第55回ヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展日本館キュレーション(アーティスト:田中功起)、「高松次郎ミステリーズ」(保坂健二朗・桝田倫広と共同キュレーション、東京国立近代美術館)、「藤田嗣治、全所蔵作品展示。」(同)など。

河田明久[カワタアキヒサ]
1966年生まれ。早稲田大学大学院博士後期課程単位取得退学。現在、千葉工業大学教授。主な著書に、『イメージの中の戦争―日清・日露から冷戦まで』(共著、岩波書店)、『画家たちの「戦争」』(共著、新潮社)、『画家と戦争―日本美術史の空白』(編著、平凡社)、『日本美術全集18 戦争と美術』(編著、小学館)がある。

平瀬礼太[ ヒラセレイタ ]
1966年生まれ。京都大学文学部卒業。現在、愛知県美術館学芸員。主な著書に『銅像受難の近代』(吉川弘文館)、『彫刻と戦争の近代』(吉川弘文館)、『《肖像》文化考』(春秋社)、『コレクション・日本シュールレアリスム16 米倉寿仁・飯田操朗』(本の友社)がある。

大谷省吾[ オオタニショウゴ ]
1969年生まれ。筑波大学大学院芸術学研究科博士課程中退。博士(芸術学)。現在、東京国立近代美術館美術課長。「地平線の夢 昭和10年代の幻想絵画」(2003年)、「生誕100年 靉光展」(2007年)、「麻生三郎展」(2010年)、「生誕100年 岡本太郎展」(2011年)などを企画。


内容説明

美術は戦争をどう描いたか。アジア太平洋戦争下で制作された戦争美術の代表作258点を集大成(改訂版・藤田嗣治作品収録)。気鋭の批評家・研究者による論考・作品解説、当時の座談会や記事の再録、現所在不明絵画・彫刻の図版も網羅するなど、戦争美術の全貌に近づくためのさまざまな手がかりを収載。

目次

1 作品図版1―戦闘図・戦地での生活など、軍と兵士を取り巻く環境や、銃後の生活
2 作品図版2―大陸・南方、歴史画、仏画、象徴、彫刻、現所在不明作品
3 論考(戦後の戦争美術―論議と作品の運命;「戦争画」をめぐる広大な密室―外へ;「作戦記録画」小史1937~1945;戦争画の行方1945~現在;戦時下のヨーロッパ美術研究;裏面から見た戦争記録画;戦争と日本の彫刻1937~1945;イギリスの戦争画とケネス・クラーク)
4 作品解説
5 資料

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

SK

2
270*戦争画本、3冊目。現所在不明作品。戦中の座談会記事などの資料も掲載。改訂版の付録としては、巻末に藤田嗣治の戦争画。2019/10/21

ツクエカジリ

1
第二次世界大戦の「戦時下」になり、芸術家は選択を迫られた。海外に逃げる人、筆を折る人、反抗する人、こっそり描く人、そして戦時協力的な方向に行く人。この本は一番最後の、戦時協力的な作品を主に紹介している。 この手のモノは最近の善悪二元論的な流れだと一緒くたに抹殺or称揚されそうなもんだけど、あらためて見てるとさまざまなスタンスがあり、アプローチがある。藤田嗣治の戦場画の論考とか坂口安吾を連想したし、リアリズムと勤労賛美一色に見えるナチス芸術などとは少し違う、それぞれの葛藤や業が透けて見えるような。 2024/11/27

Go Extreme

1
作品図版1: 戦闘図・戦地での生活など、軍と兵士を取り巻く環境や、銃後の生活ーアジア太平洋戦争下での戦争美術≒日本美術の近現代の重要な原点 作品図版2: 大陸・南方、歴史画、仏画、象徴、彫刻、現所在不明作品ー時代と文脈の変化→関係の構造が見えにくくなる 論考: 戦後の戦争美術―論議と作品の運命 戦争画をめぐる広大な密室―外へ 作戦記録画少史1937~1945 作戦画の行方1945~現在 戦時下のヨーロッパ美術研究 裏面から見た戦争記録画 戦争と日本の彫刻1937~1945 イギリスの戦争画とケネスクラーク2024/09/26

kaz

0
藤田嗣治や川端龍子の絵は知っていたが、他にもこの画家がこんな絵を描いていたのかと驚かされる。国威発揚のために描かれたのであろうが、戦争の虚しさのインパクトの方が強い。図書館の内容紹介は『美術は戦争をどう描いたか。アジア太平洋戦争下で制作された戦争美術の代表作258点を集大成。気鋭の批評家・研究者による論考・作品解説、当時の座談会や記事の再録、現所在不明絵画・彫刻の図版も網羅する』。2024/09/14

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