出版社内容情報
カルト映画界の鬼才アレハンドロ・ホドロフスキーによる半世紀にわたるタロット研究の集大成。入門者から熟練者まで必携の大全。カルト映画界の鬼才アレハンドロ・ホドロフスキーによる、半世紀にわたるタロット研究の集大成。タロット・リーディングに必須の基礎的な諸要素に加え、数秘学、心理学、神話学、宗教学、図像学などを応用して行う重層的なタロット解釈の秘訣や、インスピレーションを高める方法、リーディング・セラピーの豊富な実例など、入門者から熟練者まで必読必携の大全。
「タロットは夢と同じように果てしなく、 その発見が尽きることはない。[…]タロットはグラフィックによる言語であり、 ことばを用いずに形、色、象徴、数字によって考えることを教えてくれる。 […]千年以上の歴史を持つ無名の作品であるタロットは、 神聖な芸術の傑作の一つである。 それは我々の知性の檻を開き、直観を発揮させてくれるのだ。」
アレハンドロ・ホドロフスキー「日本語版刊行に際して」より
* 本書はLa voie du Tarot(英題The way of tarot)の全訳です
* 日本語版のために書き下ろされた序文、解説つき
* 豪華カラー18ページ
日本語版刊行に際して
はじめに
序
第1章 タロットの枠組みと数秘学
序:タロットは一つの完成された存在である
始めるにあたって
構成および向きに関する規則
タロットの数秘学
マンダラの構築のための10の手順
タロットにおける11の色
第2章 大アルカナ
序:魂の建築
始めるにあたって
愚者
大道芸人
女教皇
女帝
皇帝
教皇
恋人
戦車
正義
隠者
運命の輪
力
吊られた男
名無しのアルカナ
節制
悪魔
神の家
星
月
太陽
審判
世界
第3章 小アルカナ
序:秘密の慎ましき守り手たち
始めるにあたって
1 数秘学の諸段階
エース
2
3
4
5
6
7
8
9
10
スートごとの数の段階
2 コート・カード
小姓
王妃
王
騎士
スートごとの意味の要約
第4章 2枚ずつ見たタロット
序:共同作業としての「意識」
始めるにあたって
二つの10段階の列から作られる組み合わせ
I「大道芸人」・XI「力」
II「女教皇」・XII「吊られた男」
III「女帝」・XIII 名無しのアルカナ
IIII「皇帝」・XIIII「節制」
VI 「恋人」・XVI 「神の家」
VII 「戦車」・XVII 「星」
VIII 「正義」・XVIII 「月」
VIIII「隠者」・XVIIII「太陽」
X 「運命の輪」・XX 「審判」
タロットにおけるカップル
「愚者」―「世界」のカップル
「大道芸人」―「力」のカップル
「女教皇」―「教皇」のカップル
「女帝」―「皇帝」のカップル
「戦車」―「星」のカップル
「正義」―「隠者」のカップル
「月」―「太陽」のカップル
合計して21となるペア
数字の連続と移行
第5章 タロットのリーディング
序:いかにして鏡となるか
始めるにあたって
リーディングへの最初の一歩
1枚のアルカナを用いた練習
2枚のアルカナを用いた練習
1枚のアルカナ、2枚のアルカナ、さらに複数枚のアルカナを用いた練習
パートナーと組んで行う練習
3枚のカード
4枚以上のカードのリーディング
10枚以上のカードのリーディング
おわりに:タロット的思考
監修者あとがき
解説:アレハンドロ・ホドロフスキー、タロットの旅(滝本誠)
アレハンドロ・ホドロフスキー[アレハンドロホドロフスキー]
1929年、チリ生まれ。ロシア系ユダヤ人。映画監督、映画プロデューサー、芸術家、劇作家、俳優、詩人、作家、音楽家、漫画作家、サイコセラピスト。『エル・トポ』(1970)、『ホーリー・マウンテン』(1973)など前衛的作風の映画がカウンターカルチャーを代表する人々に絶賛され、カルトムービーの鬼才として名を馳せる。日本のアートシーンにも熱狂的なファンが多く、2013年には〈実現しなかった映画〉として知られる『DUNE』を題材とするドキュメンタリー映画『ホドロフスキーのDUNE』が話題を集めた。現在も精力的に製作活動をおこなっている。サイコセラピスト、タロット研究家としての活動も長年おこなっており、フィリップ・カモワンとともに製作した〈カモワン・タロット〉によるリーディングセラピーで知られるほか、各国のシャーマンや精神分析家との交流を通じて〈サイコマジック〉〈サイコシャーマニズム〉などの心理療法を独自に探究している。現在はパリを拠点に活動。
マリアンヌ・コスタ[マリアンヌコスタ ]
詩人、作家、女優、講演家。アレハンドロ・ホドロフスキーと共に1997年からタロット・ワークショップや〈系統樹セラピー〉のコーチとして活動を行っている。主著にNo Woman’s Land (Grasset)、アレハンドロ・ホドロフスキーとの共著にM?tag?n?alogie (Albin Michel)などがある。
伊泉龍一[ イズミリュウイチ ]
占い・精神世界研究家。 タロット・カード、ヌメロロジー(数秘術)、占星術、手相術、ルーンなどをはじめとして欧米の多数の占いを紹介している。主な著書に『タロット大全 歴史から図像まで』(紀伊國屋書店)、『数秘術の世界』(共著、駒草出版)、『西洋手相術の世界』(共著、同)、『完全マスタータロット占術大全』(説話社)。訳書に、マーカス・カッツ&タリ・グッドウィン『シークレット・オブ・ザ・タロット』(株式会社フォーテュナ)、ケヴィン・バーグ『占星術完全ガイド』(同)、レイチェル・ポラック著『タロットの書――叡智の78の段階』(同)、 ジョアン・バニング著『ラーニング・ザ・タロット』(駒草出版)などがある。
黒岩卓[クロイワタク]
東北大学大学院文学研究科准教授。専門は中世・ルネサンス期のフランス文学、15・16世紀の韻文演劇作品。
滝本誠[タキモトマコト]
美術・映画評論家、編集者。1949年、京都府生まれ。東京藝術大学卒業、専攻美学。
平凡出版(のちのマガジンハウス)に入社し、「クロワッサン」「鳩よ!」「自由時間」「ブルータス」などの編集者をつとめながら、評論を発表する。主な著書に『映画の乳首、絵画の腓』(ダゲレオ出版 )、『きれいな猟奇――映画のアウトサイド』(平凡社)、『渋く、薄汚れ。フィルム・ノワールの快楽』(フィルムアート社)、『コーヒーブレイク、デイヴィッド・リンチをいかが』(洋泉社)などがある。
内容説明
カルト映画界の鬼才アレハンドロ・ホドロフスキーによる、半世紀にわたるタロット研究の集大成。その芸術の源となったタロットの神髄がこの一冊に!タロット・リーディングに必須の基礎的な諸要素に加え、数秘学、心理学、神話学、宗教学、図像学などを応用して行う重層的なタロット解釈の秘訣や、インスピレーションを高める方法、リーディング・セラピーの豊富な実例など、入門者から熟練者まで必読必携の大全。
目次
第1章 タロットの枠組みと数秘学(序:タロットは一つの完成された存在である;構成および向きに関する規則 ほか)
第2章 大アルカナ(序:魂の建築;愚者 ほか)
第3章 小アルカナ(序:秘密の慎ましき守り手たち;1 数秘学の諸段階 ほか)
第4章 2枚ずつ見たタロット(序:共同作業としての「意識」;二つの十段階の列から作られる組み合わせ ほか)
第5章 タロットのリーディング(序:いかにして鏡となるか;リーディングへの最初の一歩 ほか)
著者等紹介
ホドロフスキー,アレハンドロ[ホドロフスキー,アレハンドロ] [Jodorowsky,Alexandro]
1929年、チリ生まれ。ロシア系ユダヤ人。映画監督、映画プロデューサー、芸術家、劇作家、俳優、詩人、作家、音楽家、漫画作家、サイコセラピスト。『エル・トポ』(1970)、『ホーリー・マウンテン』(1973)など前衛的作風の映画がカウンターカルチャーを代表する人々に絶賛され、カルトムービーの鬼才として名を馳せる。現在はパリを拠点に活動
コスタ,マリアンヌ[コスタ,マリアンヌ] [Costa,Marianne]
詩人、作家、女優、講演家。アレハンドロ・ホドロフスキーと共に1997年からタロット・ワークショップや“系統樹セラピー”のコーチとして活動を行っている
伊泉龍一[イズミリュウイチ]
占い・精神世界研究家。タロット・カード、ヌメロロジー(数秘術)、占星術、手相術、ルーンなどをはじめとして欧米の多数の占いを紹介している
黒岩卓[クロイワタク]
東北大学大学院文学研究科准教授。専門は中世・ルネサンス期のフランス文学、15・16世紀の韻文演劇作品(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。