出版社内容情報
古くから先祖供養の仏として信仰され、最も身近な仏である十三仏について、それぞれの由来を三つの項目に分けてくわしく紹介する。この世に生きる衆生(しゅじょう)の守り本尊であるとともに、古くから先祖供養の仏として信仰され、最も身近な仏として知られる十三の仏はそれぞれにことなる徳をもつ。本書は、十三仏それぞれについての由来を、「本尊の名義と体相」「御経と真言」「誓願と霊験」の三つの項目に分けてくわしく紹介する。十三仏各仏について経典の重要部分、「三宝感応要略録」「仏神感応録」「沙石集」などから各地の寺に祀られた仏にまつわる逸話が採録され、各仏の功徳霊験を本書によってまとめて読むことができる。
不動明王
釈迦如来
文殊菩薩
普賢菩薩
地蔵菩薩
弥勒菩薩
薬師如来
観音菩薩
勢至菩薩
阿弥陀如来
阿?如来
大日如来
虚空蔵菩薩
広安恭壽[ ヒロヤスキョウジュ ]
一八五六?一九二二。真言宗福盛寺住職・権大僧正。大正十一年、六十六歳で遷化。日本最古の宗教新聞「六大新報」の主筆を務めた。著書は「般若理趣経和解」「三陀羅尼経和解」など多数。
目次
1 不動明王
2 釈迦如来
3 文殊菩薩
4 普賢菩薩
5 地蔵菩薩
6 弥勒菩薩
7 薬師如来
8 観音菩薩
9 勢至菩薩
10 阿弥陀如来
11 阿〓(しゅく)如来
12 大日如来
13 虚空蔵菩薩
著者等紹介
廣安恭壽[ヒロヤスキョウジュ]
1856~1922。真言宗福盛寺住職・権大僧正。大正11年、66歳で遷化。日本最古の宗教新聞「六大新報」の主筆を務めた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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