ドーキー・アーカイヴ<br> さらば、シェヘラザード

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ドーキー・アーカイヴ
さらば、シェヘラザード

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  • サイズ B6判/ページ数 327p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784336060600
  • NDC分類 933
  • Cコード C0397

出版社内容情報

〈悪党パーカー〉シリーズや数々のコメディ・ミステリで知られる巨匠ウェストレイクによる爆笑の半自伝的実験小説。「厖大なウェストレイク作品の中にかなり変な作品があるらしい」
「ミステリではなく普通小説、いやポルノ小説、しかもメタフィクション!?」
……謎が謎を呼ぶ、伝説の作品がついに登場!
〈悪党パーカー〉シリーズや数々のコメディ・ミステリで知られる
巨匠ウェストレイクによる爆笑の半自伝的実験小説。

〈ウェストレイク全作品の中でも大傑作に属する、私小説にしてメタメタフィクション!〉若島正

ポルノ小説のゴーストライター、エド・トップリスの苦悩は、締切が近づいてもまったく書けないこと。いざ書き始めても、自身の生活や夫婦間問題のあれこれが紛れ込んで物語はなかなか進まない(そして小説は延々と1章25ページが繰り返される!)。ある日、書きかけの原稿が原因でエドは思いもよらないトラブルに巻き込まれることになる……リチャード・スターク名義の〈悪党パーカー〉シリーズや〈泥棒ドートマンダー〉シリーズでおなじみのコメディ・ミステリの巨匠ウェストレイクによる、仕掛けに満ちた半自伝的&爆笑のメタ奇想小説がついに邦訳!(1970年作)

ドナルド・E・ウェストレイク[ドナルドウェストレイク]
著・文・その他

矢口誠[ヤグチマコト]
翻訳

若島正[ワカシマタダシ]
監修

横山茂雄[ヨコヤマシゲオ]
監修

内容説明

ポルノ小説のゴーストライター、エド・トップリスの苦悩は、締切が近づいてもまったく書けないこと。いざ書き始めても、自身の生活や夫婦間問題のあれこれが紛れ込んで物語はなかなか進まない(そして小説は延々と1章25ページが繰り返される!)。ある日、書きかけの原稿が原因でエドは思いもよらないトラブルに巻き込まれることになる…コメディ・ミステリの巨匠ウェストレイクによる、仕掛けに満ちた半自伝的&爆笑のメタ奇想小説がついに邦訳!(1970年作)

著者等紹介

ウェストレイク,ドナルド・E.[ウェストレイク,ドナルドE.] [Westlake,Donald E.]
1933年ニューヨーク州ブルックリン生まれ。十代の頃から創作を始め、様々なジャンル作品を出版社に投稿、54年に初めてSF短篇が採用される。大学入学後、空軍に入隊、復学を経て文芸エージェントに勤務しながらポルノ小説等を執筆、60年に『やとわれた男』でミステリ作家デビュー。多くのペンネームで百作を超える長篇を発表、コメディ・ミステリ、ハードボイルドの名手として活躍する。『我輩はカモである』(67)でMWA最優秀長篇賞、「悪党どもが多すぎる」(89)で最優秀短篇賞、『グリフターズ/詐欺師たち』(90)で最優秀映画脚本賞、93年には同巨匠賞も受賞。2008年逝去

矢口誠[ヤグチマコト]
1962年生まれ。慶應義塾大学国文科卒。翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ケイ

148
ぶっ飛んでてシュール。楽しい( ‘-^ ) ポルノ作家は、量産しなくちゃいけないから大変だ。しかもコンスタントに。しかし、そのうちに書けなくなる...、まあ当たり前だよね、そんなのばっかり、そうそうかけるわけない。その彼の苦労に付き合うのがこの読書。途中で気付いた2つのページ数。そして、さらに少ししてから気付いた小説の細切れ立体構造とでも言うべきもの。それだけじゃこんがらがるが、エッチなシーンが丁度いい緩衝材に。確かにこれは、ある種の傑作だわ。2018/09/12

keroppi

85
【ドナルド・E・ウェストレイク誕生日読書会’22】ポルノ小説のゴーストライターが全く書けなくなった。とにかく何か書こうと自分の身の回りのことを書いたりする。ポルノ小説の基本公式に従って1章25ページ。それでも何度も同じ章が繰り返される。現実と小説の創作も入り混じり、書けない作家の苦労は続く。それが何ともコミカルでもある。最後の訳者あとがきを読むと、そうなんだとさらに面白い。このイベントに参加していなければ知らなかった小説だが、実に面白かった。2022/07/01

hit4papa

60
スランプに陥ったゴーストライターが主役の、現実と虚構が激しく入り混じったメタフィクションです。主人公は、作家を目指しながらも鳴かず飛ばず。若くして妻子を持ち暮らしに汲々する中、元ルームメートでホンモノ作家からオフォーを受けます。それは、ポルノ小説を10日で一冊仕上げること。金に釣られて渋々、合意したエドですが、25ページから先に筆が進まない…。著者らしくはありませんが、お目にかかったことのない風変わりな作品ゆえに好み。ポルノ小説のフォーマットなど、ウェストレイク の小説作法が開陳されていて興味深いですね。2021/05/19

Panzer Leader

47
スランプに陥ったポルノ小説のゴーストライターが延々と書けない理由や自分の体験談ばかりを綴って、現実と小説が混然として来るメタ小説。まあ好みの作家でも自分のテイストに合わない作品も有るという好例。出版前の様々な噂では「めまいを覚えるほどの傑作」「著者に殺意を覚えるほどの駄作」などと両極端。自分としては後者に一票入れたい。2019/02/22

かわうそ

31
構成や仕掛け、やろうとしていることはすごく興味深いんだけど、メタ的な凝り具合が読んでいる間の面白さにあまりつながってこないのがつらかった…2018/08/31

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