シャーロック・ホームズ完全ナビ

スミス，ダニエル【著】〈Ｓｍｉｔｈ，Ｄａｎｉｅｌ〉/日暮 雅通【訳】

国書刊行会（2016/09発売）

• サイズ B5判／ページ数 222p／高さ 25cm
• 商品コード 9784336060563
• NDC分類 933
• Cコード C0098

出版社内容情報

シャーロック・ホームズの全てをつめこんだ、原作ファンも「SHERLOCK」ファンも楽しめる、ホームズ・ガイド決定版！
「正典」からBBCドラマ「SHERLOCK」まで
名探偵ホームズをこれから知りたい、もっと知りたいファンたちへ──
ホームズ物語60篇すべてのあらすじ、登場人物紹介、BBCドラマ「SHERLOCK」をはじめとする映像の世界など、
シャーロック・ホームズのすべてをつめこんだ原作ファンも、「SHERLOCK」ファンも楽しめるホームズ・ガイドの決定版！


ダニエル・スミス［］

日暮雅通［ヒグラシマサミチ］
千葉市生まれ。青山学院大学卒。英米文芸およびノンフィクションの翻訳家。日本推理作家協会、日本シャーロック・ホームズ・クラブ、ベイカー･ストリート･イレギュラーズ、ロンドン・シャーロック・ホームズ協会の会員。著者に『シャーロッキアン翻訳家最初の挨拶』（原書房）、訳書に『超精神回路』（国書刊行会）、『新訳シャーロック・ホームズ全集』（光文社文庫）、『写真で見るヴィクトリア朝ロンドンとシャーロック・ホームズ』（原書房）ほか多数。

内容説明

「正典」から、ＢＢＣドラマ「ＳＨＥＲＬＯＣＫ」まで、名探偵ホームズをこれから知りたい、もっと知りたいファンたちへ。ホームズ物語６０篇すべてのあらすじ、登場人物紹介、ＢＢＣドラマ「ＳＨＥＲＬＯＣＫ」をはじめとする映像の世界など、シャーロック・ホームズのすべてをつめこんだ原作ファンも、「ＳＨＥＲＬＯＣＫ」ファンも楽しめるホームズ・ガイドの決定版！

目次

サー・アーサー・コナン・ドイル
正典
正典　緋色の研究
シャーロック・ホームズ
正典　四つの署名
ジョン・Ｈ・ワトスン博士
正典　ボヘミアの醜聞
正典　赤毛組合
正典　花婿の正体
正典　ボスコム谷の謎〔ほか〕

著者等紹介

スミス，ダニエル［スミス，ダニエル］ ［Ｓｍｉｔｈ，Ｄａｎｉｅｌ］
英サットン・ロンドン特別区のウォリントン生まれ。ノンフィクション作家およびフリーの編集者。ロンドン東部在住

日暮雅通［ヒグラシマサミチ］
千葉市生まれ。青山学院大学卒。英米文芸およびノンフィクションの翻訳家。日本推理作家協会、日本シャーロック・ホームズ・クラブ、ベイカー・ストリート・イレギュラーズ、ロンドン・シャーロック・ホームズ協会の会員（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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[Ｐ太郎￣(=∵=)￣]

すべての正典、年表、豊富な挿し絵と写真、コラムがあり、コナン・ドイルについても書かれている。ドイルは愛国心に溢れた医者、クリケットやサッカーを嗜むスポーツマンであり、シャーロック・ホームズはお金のために書いた大衆娯楽と言っている。医者としてはうまくいかず、人気のためホームズシリーズに時間をとられ、崇高な大作を書く時間がとれない腹立たしさからホームズをライヘンバッハの滝に転落させるが、熱烈なファンにより復活(笑)。私生活では妻の療養中に出会った若い美女と恋仲になり、妻の死後に結婚。波瀾万丈な人生です。

2023/01/15

[SEI]

昨年同時期に邦訳が出たホームズ大判本の内、シリーズでないものの方。もう一方は知らないが、こちらはそこそこの良書だった。 聖典全編のネタバレなしあらすじ+著者の評価と、合間にホームズ・ドイルに対するコラム、ホームズの映画・ドラマに関連した人物のインタビューが挟まる構成。 原著が2014年、邦訳が2017年なので最新データも完備されているし、俳優のホームズ観が興味深いので、ファンなら読んで損はない。 それにしても著者や俳優、監督含めどのホームズ譚を好かは人それぞれだと改めて思う。

2017/11/05

[rubidus]

コラムも楽しめる。

2020/04/04

[bvbo]

大判は見やすいけど、重いのが難点…。追加インタビューも嬉しい。

2016/12/24

[ダリア]

ホームズの話も面白いが、コナン・ドイルの話は初めて知るものが多く、思い込んでいたイギリス紳士のイメージが大分変わってしまった。この人の人生も十分に小説になる；。ホームズものを好きでなかったり（アガサもポワロを好きでなかったらしいが殺そうとまではしなかった。モンゴメリーもアン・シリーズにはうんざりしていた）そのわりに評価されているのがホームズものという皮肉。 あと、私の好きなジェレミー・ブレッドの話もあって興味深い。

2018/08/19