縄文人の世界観

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  • サイズ B6判/ページ数 265p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784336060006
  • NDC分類 210.2
  • Cコード C0021

出版社内容情報

縄文人は世界をどのように認識していたのか。諸学問の知見を援用し、シンボリズムとレトリックを鍵に縄文人の世界観を明らかにする。

見るものの心を激しくゆさぶる不思議な造形の土器や土偶にこめられた意味とは。認知考古学・脳科学・心理学・神話学・文化人類学・宗教学・民俗学などの諸学問の知見を援用し、シンボリズムとレトリックを鍵に縄文人の世界観を明らかにする。

はじめに
第一章 縄文人の思考基盤
 1 世界観とは
 2 読み解きの理論
 3 中核のシンボル
 4 周辺のシンボル
 5 縄文造形のメカニズム
第二章 土器のシンボリズム
 1 縄文土器とは
 2 形のレトリック
 3 模様のレトリック
 4 混和材のレトリック
 5 縄文土器の読み解き
第三章 土偶のシンボリズム
 1 土偶とは
 2 造形のレトリック
 3 身体部位のレトリック
 4 模様のレトリック
 5 土偶の読み解き
第四章 祭祀具のシンボリズム
 1 祭祀具とは
 2 材質のシンボリズム
 3 形と模様のレトリック
 4 祭祀具の読み解き
第五章 施設跡のシンボリズム
 1 施設跡とは
 2 構成要素のレトリック
 3 形のレトリック
 4 施設跡の読み解き
第六章 遺跡のシンボリズム
 1 縄文「ムラ」とは
 2 立地のシンボリズム
 3 「ムラ」の読み解き
第七章 縄文人の世界観
 1 縄文人にとって「死」とは
 2 縄文人の世界観
 3 縄文人の思想
 4 縄文文の行動
 5 世界観と構造
おわりに

【著者紹介】
1950年北海道生まれ。札幌医科大学客員教授、北海道考古学会会長。第29回藤森栄一賞受賞。日本人類学会評議員、日本考古学協会理事などを歴任。医学博士。著書に『対論・文明の原理を問う』(共著、麗澤大学出版会、2011年)、『月と蛇と縄文人』(寿郎社、2014年)。

内容説明

生命と再生をめぐる神話的世界観。見るものの心を激しくゆさぶる不思議な造形の土器や土偶にこめられた意味とは。認知考古学・心理学・神話学・宗教学・民俗学などの諸学問の知見を援用し、シンボリズムとレトリックを鍵に縄文人の思考方法を解きあかす。

目次

第1章 縄文人の思考基盤
第2章 縄文土器のシンボリズム
第3章 土偶のシンボリズム
第4章 祭祀具のシンボリズム
第5章 施設跡のシンボリズム
第6章 遺跡のシンボリズム
第7章 縄文人の世界観

著者等紹介

大島直行[オオシマナオユキ]
1950年北海道生まれ。札幌医科大学客員教授、北海道考古学会会長。第29回藤森栄一賞受賞。日本人類学会評議員、日本考古学協会理事などを歴任。医学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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磁石

27
貝塚はゴミ捨て場でも埋葬場でもない、そもそも自然崇拝の社会では「ゴミ」や「死後の世界」なるものは存在しない。それらは近代社会の価値観であるのに省みず、今まで適用させ続けてきた……。ガツンと来た。何で疑問にも思わず理解していたフリをしていたのか、思い知らされた、祖先とか言いながらも考え方すら全く違っていたことが。……もしコレが正しいとしたら貝塚は、他部族や渡来人による虐殺の痕/ホロコーストのような……だったりしてしまうのか? まだまだ謎だらけ。2017/08/15

ミルチ

10
言いたい事は何となく分かります。ただ本のほぼ全てが月→子宮→水→蛇で語られて後半は少しうんざりしてきて、もう分かった分かったって感じでした。その思想は確かにあるあったとは思うし、いわゆる効果もあったのでしょうが縄文人の頭の中はそれで100%ではなかった思います。それは著者も最後の最後に書かれてましたがそれに行き着くまでが長すぎました。2020/10/05

アジシマ

4
最近縄文土器に興味があり読んでみた。のっけから、これまでの考古学の解釈は考古学者の想像や固定観念にすぎない、と語り始められるので、この後どんな科学的裏付けのある解釈が繰り広げられるのかとワクワクしながら読み進めたのだが、そのあとに続くのがエリアーデの解釈を前提とした論展開。考古学門外漢の私にはその時点で違和感があるのだが…。2016/07/19

按摩沙弥

4
合理的思考が全てと思って疑わない私を、非合理的思考に目を向けさせる啓発的な奇妙な縄文ガイド。脳に埋め込まれた普遍性、根元性をシンボリック、レトリックの知見から、未踏の縄文人の脳内に入り込む冒険の書。縄文土器や土偶に込められた縄文人の宇宙観、生命観に、視座を改めさせられる。2016/07/03

Junko Yamamoto

3
縄文人のレトリック、再生への希求で遺跡遺物を読み込み、私達とは違う世界観が紹介されている。やや強引な説もある。2017/10/28

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