ホームズ万国博覧会<br> 上海のシャーロック・ホームズ―ホームズ万国博覧会 中国篇

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ホームズ万国博覧会
上海のシャーロック・ホームズ―ホームズ万国博覧会 中国篇

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  • サイズ B6判/ページ数 404p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784336059918
  • NDC分類 923.7
  • Cコード C0097

出版社内容情報

聖典・ホームズ物語と同時代に書かれた、贋作・ホームズ物語!ユーモアから本格ミステリまで、さまざまなパロディを集めた作品集。

ホームズ物語が連載中だった時代に、中国人作家たちによって書かれたパロディがあった! 1904年~1907年(清朝末期)に中国の新聞・雑誌に連載された、ユーモアから本格ミステリまで、さまざまなパロディを集めた作品集。パロディシリーズ第1弾!

上海のシャーロック・ホームズ 最初の事件 冷血 著
上海のシャーロック・ホームズ 第二の事件 天笑 著
深く浅い事件 ワトスン 著 鴛水不因人 訳
モルヒネ事件──上海のシャーロック・ホームズ 第三の事件 冷血 著
隠されたガン事件──上海のシャーロック・ホームズ 第四の事件 天笑 著
福爾摩斯【フウアルモス】最後の事件 桐上白侶鴻 訳
主婦殺害事件 ワトスン 著

【著者紹介】
1948年、広島県生まれ。大阪外国語大学大学院修士課程修了。大阪経済大学名誉教授。博士(言語文化学)。 季刊『清末小説から』をウェブにて公開中。編著書に『新編増補清末民初小説目録』(済南・斉魯書社、2002)、『清末小説叢考』(汲古書院、2003)、『漢訳アラビアン・ナイト論集』(清末小説研究会、2006)、『漢訳ホームズ論集』(汲古書院、2006)『清末小説研究ガイド2008』(清末小説研究会、2008)など。

内容説明

世界のホームズ・パロディを集めたシリーズ、刊行開始。ホームズ物語が連載中だった時代に、中国人作家たちによって書かれた「贋作」があった!1904年~1907年(清朝末期)に中国の新聞・雑誌に連載された、ユーモアから本格ミステリまで、さまざまなパロディを集めた作品集。

著者等紹介

樽本照雄[タルモトテルオ]
1948年、広島市生まれ。大阪外国語大学大学院修士課程修了。大阪経済大学名誉教授。博士(言語文化学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

HANA

52
清末から中華民国初期まで発行された福爾摩斯探偵のアンソロジー。あの有名な初見で依頼人の様子を当てる事のパロディーから活劇まで、幅広く収録されている。文中に中国ならではの描写文体が散見され、読んでると何となく翻案小説、特に涙香とかを思い出すなあ。その手ので特に面白いのが福爾摩斯最後の事件。ちなみに最後の事件とは銘打っているもののモリアーティは欠片も出てきません。人名地名が全て漢訳なので、雰囲気だけでも存分に楽しめる事請け合い。中国に上陸した数多のホームズ達、歴史の闇に消すにはなかなか惜しいものがあります。2016/03/01

keroppi

39
「明智小五郎回顧談」を読んでいて、シャーロック・ホームズが上海にいるという記述があり、調べていたらこの本に出くわした。中国作家によるホームズの偽作、パロディだ。上海が舞台のものは、短編のジョーク風のものだけ。中国の人にとっては、偽作でなく、コナン・ドイルの作品として読んでいたようだ。不思議な感覚になる作品集。他にも、インドやイタリアやフランスの作家たちが書いたものもあるようだ。そういえば、日本にも色々ありますね。2018/02/24

kenitirokikuti

11
世の中には贋作ホームズものも星の数ほどありそうだが、本書は清朝末期から民国初期まで(20世紀の最初の四半世紀ぐらい)に書かれたもの。いわゆるホームズ贋作とは位相が異なっている▲ホームズ翻訳は読者から歓迎され多く読まれた。1916年にホームズ全集が刊行されているぐらいである。しかし、1917年に始まる「文学革命運動」によって翻訳娯楽ものは批判され、文学史から排除された。まして贋作など誰も振り返らないし、さらに文革が追い打ちをかける。最近は探偵小説の目録が作られるようになってきたらしい。2018/06/02

あんすこむたん

3
中国作家によるパロディと偽作。しっかりしたものからコミカルなものまで、奥が深い。2019/05/15

A.OKADA

1
中国で書かれたホームズパロディを集めた作品集。しっかりと作り込まれているものもあれば、おバカなショートショートもあり。冒頭の超短編「上海のシャーロック・ホームズ 最初の事件」では腹を抱えて笑わせてもらいました。国書刊行会からは他にもインド篇なども出ているようなのでそちらも読んでみたいです。2019/03/22

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