出版社内容情報
鶴田浩二がいた。丹波哲郎がいた。原一民カメラマンが語る東宝黄金時代!
日本映画マニア必携、メジャーの映画言論を挑発する本格映画誌。
鶴田浩二がいた。丹波哲郎がいた。原一民カメラマンが語る東宝黄金時代!
鶴田浩二、高倉健、丹波哲郎そして佐久間良子
一寸の虫にも……大部屋俳優の見た東映東京 五野上力
オキュパイド・トウキョウを震撼させた夜
謎の怪獣、東京湾に上陸 真説ゴジラ対占領軍 藤元直樹
ミュージカル、ハードボイルド、監督、テレビ製作者
器用貧乏?なスター ディック・パウエル 千葉豹一郎
黒澤のパンフォーカス、西村潔のデビュー
撮影監督・原一民インタビュー 愛すべき三船敏郎社長 小関太一&加藤孝信
全勝スタアこぼれ話 和製ターザン樺山龍之介、驚愕の結婚相手とは 永田哲朗
俳優・伊沢一郎伝 「なんでも屋」こそ役者の仕事 奥薗守
独立系成人映画再考 60年代テレビで御馴染の女優続々 東舎利樹
ある名画の軌跡
好評連載
フヰルム温故知新 『幕末太陽傳』友愛と希望 布村建
《映画の見かた》の見かた 侮れない局外批評 重政隆文
デジタル過渡期の映画上映
問題提起
単色狭小の銀幕/縮みゆく人間/穴の話/美術史家の映画論
【著者紹介】
1961年生まれ。編著に『村木与四郎の映画美術』(フィルムアート社、1998年)『東京いい映画館みたい映画館』(樹花舎、1999年)、共編著に『映畫読本・小津安二郎』(フィルムアート社、1993年)『同・成瀬巳喜男』(フィルムアート社、1995年)『キネマの美女』(文藝春秋、1999年)等。2001年より『映画論叢』編輯長。
目次
東映大部屋役者の回想 一寸の虫―昭和映画 勝者の冠・敗者の冠(上)
七つの顔の男ディック・パウエル―器用貧乏?なスター
カメラマンから見た東宝黄金時代 愛すべき三船敏郎社長―撮影監督・原一民インタビュー(中)
独立系成人映画再考10 女優落穂拾い
一九四七・真説ゴジラ対占領軍―オキュパイド・トウキョウを震撼させた夜/占領軍放送AFRS・WVTR局のフェイク報道をめぐって
君知るや“三流映画”を 全勝スタアこぼれ話―全勝映画の世界5 最終回
俳優・伊沢一郎伝7 「なんでも屋」こそ役者の仕事
長谷川一夫と「雪之丞変化」(下)ある名画の希有な軌跡
縮みゆく人間
単色狭小の銀幕
“映画の見かた”の見かた(22)侮れない局外批評
デジタル過渡期の映画上映(11)門前の小僧
フイルム温故知新(18)『幕末太陽傳』―友愛と希望の賛歌
穴のはなし
たかが映画に…