宗祖に訊く―日本仏教十三宗 教えの違い総わかり

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宗祖に訊く―日本仏教十三宗 教えの違い総わかり

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  • サイズ A5判/ページ数 440p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784336059383
  • NDC分類 188
  • Cコード C1015

出版社内容情報

日本仏教を談論すべく、十三宗の祖師たちが現代に降臨!?祖師たちの著作や語録の発言を組み合わせて作られた、大仮想シンポジウム。

日本仏教十三宗の祖師たちが仏天の神通力で現代に降臨!?
 インド仏教の説が中国でどのように展開し、日本でいかに消化されたのか。仏教の基本的な論題に対する「宗祖たちの持説」という骨組を明らかにする大仮想シンポジウム。
 宗祖たちの発言は〈すべて原典からの翻訳〉で構成し、主として後期の説を選びつつ、初期の説のうち有名なものを、後期の説と矛盾しない範囲で精選。多くの図表とともに、司会者が分かりやすく解説する。
 第1・2章では、すべての基礎として、教判と行位を取り上げる。
 第3章では、迷いにある段階と悟りを求める段階との両方に共通の基礎として、真理を扱う。
 第4~7章では、迷いにある段階として、心識と、心識のうちにある仏性と、心識に結合する煩悩と、煩悩による生死とを扱う。
 第8~12章では、悟りを求める段階として、修行、仏身、仏土、成仏、戒律を扱う。
 十三宗の宗祖たちは、教えとしての宗(シッダンタ)を立てたにせよ、教団としての宗に固執するつもりは乏しい。本書もまた、〈個の宗教〉として、いずれかの祖師の教えを主体的に選択しようとする自由な個人に向けて書かれている。
 仏教を愛する人が、さまざまに枝分かれした諸学説の違いを理解し、違いを尊重するとともに、その違いが仏教という大きな樹のなかで多くを共有している兄弟であることを認識して和合することを願う、「日本仏教のアビダルマ」!
 思わず帰依したくなる! 宗祖を選んで仏道へ!

  シンポジウム登壇者
法相宗:慈恩大師(基)
律宗:南山大師(道宣)
華厳宗:賢首大師(法蔵)
天台宗:天台大師(智??)・伝教大師(最澄)
真言宗:弘法大師(空海)
浄土宗:善導和尚・法然上人
浄土真宗:親鸞上人
時宗:一遍上人
日蓮宗:日蓮上人
融通念仏宗:大通上人
臨済宗:臨済禅師
曹洞宗:道元禅師
黄檗宗:黄檗禅師・隠元禅師

まえがき
 凡例
 略号表
 登壇者紹介
開会式
第一章 教判論
第二章 行位論
第三章 真理論
第四章 心識論
第五章 仏性論
第六章 煩悩論
第七章 生死論
第八章 修行論
第九章 仏身論
第十章 仏土論
第十一章 成仏論
第十二章 戒律論
閉会式

【著者紹介】
1974年、岐阜県生まれ。筑波大学卒業。博士(文学)。現在、仏典翻訳家。花園大学非常勤講師。著書に『唯識説を中心とした初期華厳教学の研究』『元魏漢訳ヴァスバンドゥ釈経論群の研究』(大蔵出版)、訳書に新国訳大蔵経・『十地経論?T・?U』『大宝積経論』『能断金剛般若波羅蜜多経論釈 他』『法華経論・無量寿経論 他』(大蔵出版)などがある。

内容説明

十三宗の祖師たちが現代に降臨し、シンポジウムを開催!?祖師たちの全発言が原典からの翻訳で構築され、司会者が多くの図表を用いて分かりやすく説明する、日本仏教の大法戦!思わず帰依したくなる!宗祖を選んで仏道へ!

目次

教判論
行位論
真理論
心識論
仏性論
煩悩論
生死論
修行論
仏身論
仏土論
成仏論
戒律論

著者等紹介

大竹晋[オオタケススム]
1974年、岐阜県生まれ。筑波大学卒業。博士(文学)。現在、仏典翻訳家。花園大学非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

非実在の構想

4
十三宗の宗祖を現代に招いてシンポジウム形式で意見を訊き比較する。口語になっているものの、逐一、出典が書かれているので信頼できる。非常に勉強になる本。2020/04/03

竹香庵

0
出張時にホテルで読了。後で読メに書こうと思って忘れていた。この本は「ありそうでなかった本」だと思う。暮らしの中に溶け込んでいる仏教的営みが、つまるところ何なのかを学校でも教わらないので、葬式仏教・おまじないでしかなく要はよく分からない。分からない呪文の方が反って分からないからこそ価値がある。みたいな中で、一冊で分かっちゃおうという試み。実際よくぞこれだけまとめ上げたもんだと思うほど詰め込んである。複雑なヒエラルキーの天台・春の田の蛙な浄土・結局分からない密教・自身の心と向き合う臨済曹洞。これを足掛かりに。2020/03/25

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