ジャック・ヴァンス・トレジャリー<br> 天界の眼―切れ者キューゲルの冒険

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ジャック・ヴァンス・トレジャリー
天界の眼―切れ者キューゲルの冒険

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  • サイズ B6判/ページ数 324p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784336059215
  • NDC分類 933
  • Cコード C0397

出版社内容情報

自称切れ者キューゲルの奇想天外・荒唐無稽なる大冒険を描く至福のピカレスク&コミック・ファンタジーここに見参。快男児キューゲルのゆくところ、火のないところに煙が立つ! 行く先々で大騒動を巻き起こす、自称切れ者キューゲルの奇想天外・荒唐無稽なる大冒険を描く至福のピカレスク&コミック・ファンタジーここに見参。

舞台は数十億年先のはるかな未来の暮れゆく地球、科学が衰退し、魔法が復活した世界。〈笑う魔術師〉イウカウヌから命じられて、天界を映しだす魔法の尖頭を探す羽目になり北の地に飛ばされたキューゲル、彼は無事に届けて憎き魔術師に復讐することが出来るのか? 襲いかかる食屍鬼やネズミ人間、絶世の美女ダーウェ・コレムとの出会い、〈森羅万象〉をめぐる100万年規模のドタバタ、〈銀の砂漠〉の壮絶極まる踏破……華麗なる小悪党にして稀代の無責任男キューゲルが大活躍する奇想と爆笑に満ちた連作全7篇を収録。巻末附録:ヴァンス全中短篇リスト

ジャック・ヴァンス[ジャックヴァンス ]
1916年、サンフランシスコ生まれ。カルフォルニア大学バークレー校を卒業後、商船員の職につき航海中に小説を執筆、45年短篇「The World-Thinker」でデビュー。その後、世界中を旅しながら作品を発表、奇怪な世界と異様な文化を活写する唯一無比の作風で息の長い活動を続け、80冊以上の著作がある。主な作品に『終末期の赤い地球』(50)、『竜を駆る種族』(63、ヒューゴー賞受賞)など。ミステリ作家としても『檻の中の人間』(60)でエドガー賞処女長篇賞を受賞。84年には世界幻想文学大賞生涯功労賞、97年にはアメリカSF・ファンタジー協会が授与するグランド・マスター賞を受賞、殿堂入りを果たしている。

中村融[ナカムラトオル]

内容説明

快男児キューゲルのゆくところ、火のないところに煙が立つ!行く先々で大騒動を巻き起こす、自称切れ者キューゲルの奇想天外・荒唐無稽なる大冒険を描く至福のピカレスク&コミック・ファンタジー。舞台は数十億年先のはるかな未来の滅びゆく地球、科学が衰退し、魔法が復活した世界。“笑う魔術師”イウカウヌから命じられて、天界を映しだす魔法の尖頭を探す羽目になり北の地に飛ばされたキューゲル、彼は無事に届けて憎き魔術師に復讐することが出来るのか?襲いかかる食屍鬼やネズミ人間、絶世の美女ダーウェ・コレムとの出会い、“森羅万象”をめぐる100万年規模のドタバタ、“銀の砂漠”の壮絶極まる踏破…華麗なる小悪党にして稀代の無責任男キューゲルが大活躍する奇想と爆笑に満ちた連作全7篇を収録。巻末附録:ヴァンス全中短篇リスト。

著者等紹介

ヴァンス,ジャック[ヴァンス,ジャック] [Vance,Jack]
1916年、サンフランシスコ生まれ。カリフォルニア大学バークリー校を卒業後、商船員の職につき航海中に小説を執筆、45年短篇「世界捻出者」でデビュー。その後、世界中を旅しながら作品を発表、息の長い活動を続け、80冊以上の著書がある。主な作品に『竜を駆る種族』(63、ヒューゴー賞受賞)など。ミステリ作家としても『檻の中の人間』(60)でエドガー賞新人長篇賞を受賞。84年には世界幻想文学大賞生涯功労賞、97年にはアメリカSF・ファンタジー協会が授与するグランド・マスター賞を受賞、殿堂入りを果たしている。2013年逝去

中村融[ナカムラトオル]
1960年生まれ。中央大学法学部卒。英米文学翻訳家、アンソロジスト(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

猿吉君

39
どちらかというと悪党といっていいキューゲルの振り切れた活躍と大冒険が楽しかったです!①男も女もばっさばっさと捨てて先に進んでいく人の悪さ、こういう友達はパスしたい(笑)②最後の結末には激しく納得しました、こうでないと。③正直者が馬鹿をみる、ある意味人生を語ってます(笑)④敵方も悪党ばかり、丁々発止の騙し合いが痛快です。⑤長編ですが短編でそれ毎に物語に決着がつくので読みやすいです。点数80/100→ヴァンスって性格悪かったのかもと思うぐらいにキューゲルの自己中心的な性格が好きになりました(笑)(^u^)2020/08/30

かわうそ

38
だいたい自業自得で毎度ひどい目に遭いながら、他人を陥れ踏みつけにしてかろうじて難を逃れ続けるクズ野郎の痛快な活躍?に大笑い。これまたひどすぎるラストシーンまで難しいことは考えずただひたすら楽しめました。面白かった!2017/02/10

星落秋風五丈原

38
果てなき宇宙を旅するキューゲルがどんな男かというと、「切れ者キューゲルの異名は伊達じゃないぞ!」「イウカウヌ、生きて帰れたら、かならず報いを受けさせてやるからな!」と言うことは勇ましい。だが、いかんせん、行動が伴わない。かっこつければすぐポカをやり、ごまかそうとすればするほど正体を見透かした周囲は冷たい視線を送る。おまけに脇が甘く、すぐ騙されやすい。かてて加えて、女性に手が早い割には大切にしない。こう書いてくると、ほんとーに、嫌な奴。ジャック・ヴァンスは素直なフツーのヒーローは大っきらいのようだ。2016/12/23

ニミッツクラス

37
16年(平成28年)の税抜2400円の単行本初版。カバーの折り返しに“連作全7編を収録”とあるが、実質は7つの章立てによる長編の体。章単独では構成上の起承転結が弱く、これを短編と称して売り込んだヴァンスの鉄面皮に微苦笑。本邦では本書をトレジャリーの2巻目とし、先に「宇宙探偵マグナス・リドルフ」を出した。リドルフは純粋な短編群なので、本書キューゲルに同様の期待で入ると微妙なガックシ感を味わう。極楽を実体験できる“天界の眼”を求める自称“切れ者キューゲル”のロードノベルで、一周回って結果は如何に。★★★★☆☆2022/11/23

Panzer Leader

37
切れ者というよりは口八丁手八丁の小悪党キューゲルの冒険談を描くSFピカレスク・ロマン。ヒーローとは言えず、さりとて全く共感の持てない悪漢でもない主人公は「パイレーツ・オブ・カリビアン」ジャック・スパローみたいと言えばわかりやすいか。自業自得ともいえる秘宝探しの旅を押し付けられた主人公が訪れる国々で出会う異形の種族や、数々のトラブルの連続には「しょーがないやっちゃな」と、ニヤニヤしつつ楽しく読めた。続編もあるようだから期待したい。2017/07/04

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