出版社内容情報
歴史の背後に隠された各国諜報員の活動を追う。内閣調査室に在籍した諜報の専門家による、緻密に書かれた二十世紀スパイ活動の歴史。
本書は、内閣調査室に在籍した諜報活動の専門家によって、極めて緻密に書かれたスパイ活動の歴史である。下巻では、戦前から戦後の日本において、「昭和の吉田松陰」「昭和の天才」と言われた仲小路彰を巡って、戦後解消した国家情報組織と、仲小路彰による「新情報機関」。占領下に復活する「内閣総理大臣官房調査室」から「内閣調査室」への軌跡を描く。
第5章 出遅れた日本の秘密戦対策
第6章 日・米・英・ソ・中の情報戦
第7章 戦争終結への情報と決断
第8章 終戦と進駐軍をめぐる情報と謀略
資料1 「吾等斯ク信ズ」とその経緯
資料2 仲小路彰 略年譜
内容説明
暗号解読の戦いこそ情報戦の核心。日本復活への鍵とは。新諜報機関の誕生、昭和の吉田松陰といわれる男がいた。
目次
第5章 出遅れた日本の「秘密戦」対策
第6章 日・米・英・ソ・中の情報戦
第7章 戦争終結への情報と決断
第8章 終戦と進駐軍をめぐる情報と謀略
著者等紹介
春日井邦夫[カスガイクニオ]
1925(大正14)年、東京に生まれる。東京都立航空工業学校。1965(昭和40)年より二二年間、内閣調査室に勤める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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