横尾忠則の地底旅行

横尾 忠則【著】

国書刊行会（2014/10発売）

• サイズ B5判／ページ数 89p／高さ 23cm
• 商品コード 9784336058423
• NDC分類 723.1
• Cコード C0071

出版社内容情報

《洞窟》と《神話》をモチーフとした作品約５０点を集成。鹿児島県霧島アートの森で開催の「横尾忠則の地底旅行」展公式カタログ。

多次元の異界ともいうべき《洞窟》と《神話》をモチーフとした、横尾芸術の深層を解き明かす鍵となる作品約５０点をオールカラーで集成。２０１４年１０月より鹿児島県霧島アートの森で開催される展覧会「横尾忠則の地底旅行」公式カタログ。さあ洞窟の中へ足を踏み入れよう、闇と光が奏でる横尾忠則の壮麗なる神話の世界へようこそ。序文＝酒井忠康（世田谷美術館館長）

横尾忠則――猛暑の夕べに（Ｕ君への手紙）（酒井忠康）
図版
１　洞窟を抜けて　Through a cave
２　洞窟の愛　Love in cave
３　地底世界アガルタ　Underground world: Agartha
４　横尾流潜水術　How to dive in Yokoo style
５　神話を旅する　Journey to mythology
６　Ｙ字路とオーロラと　Y-junction and aurora
７　神秘の山　Mysterious mountain
横尾忠則の洞窟的作品を巡って（植松篤）
作品リスト　List of Works
Tadanori Yokoo: On an Excruciatingly Hot Evening (Letter to Mr. U) (Tadayasu Sakai)
横尾忠則　略歴　Tadanori Yokoo Profile
パブリック・コレクション　Public Collection

【著者紹介】
１９３６（昭和１１）年、兵庫県西脇市生まれ。美術家。日本のみならず、世界各国で個展を開催。近年も、初の写真集『東京Ｙ字路』の発表、小説『ぶるうらんど』で泉鏡花文学賞を受賞するなど、さまざまなジャンルで活発な活動を繰り広げている。２０１２年には兵庫県に横尾忠則現代美術館がオープンした。

内容説明

日本の原風景への遡行が世界への扉を開く。“洞窟”と“神話”をモチーフとした、横尾芸術の深層を解き明かす鍵となる作品を集成。

目次

１　洞窟を抜けて
２　洞窟の愛
３　地底世界アガルタ
４　横尾流潜水術
５　神話を旅する
６　Ｙ字路とオーロラと
７　神秘の山

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[nuit@積読消化中]

地底王国アガルタ シャンバラを調べていて見つけました。横尾忠則先生も地底や洞窟等にも魅了されているようで、素晴らしい作品の数々を残している。本書初見の作品も多数あり、機会があれば現物で堪能したいです。

2018/01/08

[MO]

横尾さんの絵画を摘んだ画集未満の資料的な感じ。実物は大きいのにこの本では小さくしか見れないので、消化不良というより、何もわからない。

2021/12/09

[うみやまみみ]

横尾さんファンです。2014年10月に霧島市にみえた時に実際にお話聞きに行けて良かったです。…という個人的想い出と共に…拝読・拝見させて頂きました！

2015/07/25

[pyidesu]

異様な画集に引き込まれ、繰り返しの重要さを確認した。

2021/01/09

[クルトアイズ]

洞窟というある意味普遍的なシチュエーションと様々なコラージュの融合が面白かった。

2018/10/17