- ホーム
- > 和書
- > 文芸
- > 海外文学
- > その他ヨーロッパ文学
出版社内容情報
20年の時を経て、のどかな山の村を再び襲った恐怖の出来事とは――表題作のほか、『贋金作りファリネ』『美の化身』の2編収録。
20年の時を経て、のどかな山の村を再び襲った恐怖の出来事とは?(表題作『アルプスの恐怖』) そのほか、「アルプスのロビン・フッド」と慕われる通貨偽造者を描いた『贋金作りファリネ』、突然異国からやってきた美少女が巻き起こす事件『美の化身』の全3作を収録。
【著者紹介】
Charles-Ferdinand Ramuz(1878-1947)。スイスの小説家。故郷スイスの自然と習俗を題材に、フランス語で多くの農民小説を書いた。『山中の大いなる恐怖』La Grande peur dans la montagne(1926)、『陽がまた昇らなければ』Si le soleil ne revenait pas(1937)などがある。
内容説明
20年の時を経て、のどかで平和な山の村を再び襲った恐怖の出来事とは?(『アルプスの恐怖』)。表題作ほか、「アルプスのロビン・フッド」と今でも慕われる実在の通貨偽造者をモデルに描いた『贋金作りファリネ』、ある日突然異国の地からやってきた美少女が巻き起こす事件(『美の化身』本邦初訳)の2編収録。
著者等紹介
ラミュ,シャルル=フェルディナン[ラミュ,シャルルフェルディナン] [Ramuz,Charles‐Ferdinand]
1878年スイスのローザンヌに生まれ、1947年ローザンヌ近郊のピュイイにおいて没。スイス・フランス語圏を代表する小説家、詩人、劇作家。現在の200フラン札の肖像に選ばれている。アルプスに暮らす農民や牧人を主人公にした作品を数多く発表
佐原隆雄[サハラタカオ]
1954年広島県呉市生まれ。東京外国語大学大学院外国語研究科ロマンス系言語専攻修了。専門は、19世紀フランス文学、スイス文学およびフランス語教育法。C.F.ラミュ協会終身会員、ラミュ研究会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。