内容説明
下巻では、アニミズム教義の概略として、転生説、死後の世界、霊の教義、霊的存在の分類、多神教、二元論、至高神、最高神を検討。次いで宗教儀礼のなかから、祈り、供犠、断食、人為的忘我、方角の決定、祓い、の発展過程を概観する。文化の普遍的発展理論を追い求めた人類学者による、“文化の科学”の金字塔!
目次
アニミズム
儀礼と儀式
結論
著者等紹介
タイラー,エドワード・バーネット[タイラー,エドワードバーネット] [Tylor,Edward Burnett]
1832年、イギリスのカンバーウェルに生まれる。トッテナムのフレンド派(クェーカー教徒)の学校で基礎教育を受けたのち、大学へは進学せずに16歳で家業の真鍮鋳造を手伝うが、健康を害して23歳で退職。1855年、療養のために中南米を旅行し、帰国後の1861年に処女作『アナワク』を上梓。1896‐1909年、オックスフォード大学の初代人類学教室教授。1917年、サマーセットのウェリントンで死去。『原始文化』において、「文化」を定義したことと、「アニミズム」の概念を提示したことは、現代まで大きな影響を与えている
松村一男[マツムラカズオ]
1953年千葉県生まれ。1986年東京大学大学院人文科学研究科満期退学。和光大学教授
奥山倫明[オクヤマミチアキ]
1963年北海道生まれ。1996年東京大学大学院人文社会系研究科修了。南山大学教授
奥山史亮[オクヤマフミアキ]
1980年山形県生まれ。2011年北海道大学大学院文学研究科博士後期課程修了。北海道科学大学全学共通教育部講師
長谷千代子[ナガタニチヨコ]
1970年鹿児島県生まれ。2003年九州大学大学院文学研究科社会学専攻博士課程単位修得退学。九州大学大学院比較社会文化研究院准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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