出版社内容情報
タイラーと並び近代宗教学の祖とされるマックス・ミュラーの代表作『宗教学序説』『比較神話学』他、仏教関係の諸論文を収録。
宗教研究にはじめて「比較」という方法を取り入れ近代宗教学の祖となったミュラー。宗教学を学ぶものがつねに参照すべき文献としてあまりにも有名な代表作『宗教学序説』をはじめ、神話研究の古典である『比較神話学』、当時の東洋研究の水準を示す仏教関係の論文など全8篇を収録。
【著者紹介】
1823年ドイツ、デッサウに生まれる。ライプツィヒ大学、ベルリン大学、パリ大学を経てイギリスに渡り、オックスフォード大学教授となる。1900年オックスフォードにて没。『リグ・ヴェーダ』テキストの校訂や宗教学、仏教学、比較神話学などの新分野の開拓者、そして『東方聖典叢書』の編纂者などの多彩な学術的活動により19世紀イギリスにおいて極めて著名であった。
内容説明
宗教研究にはじめて「比較」という方法を取り入れ近代宗教学の祖となったミュラー。宗教学を学ぶものがつねに参照すべき文献としてあまりにも有名な代表作『宗教学序説』をはじめ、神話研究の古典である『比較神話学』、当時の東洋研究の水準を示す仏教関係の論文など全8篇を収録。
目次
比較神話学
『宗教学論集』序文(ドイツ人工房からの削り屑、第一巻)
神話の哲学について
宗教学序説―王立研究所で行われた四つの講義
仏教の巡礼者たち
涅槃の意味
仏教
仏教の虚無主義について
著者等紹介
ミュラー,フリードリヒ・マックス[ミュラー,フリードリヒマックス] [M¨uller,Friedrich Max]
1823年ドイツ、デッサウに生まれる。ライプツィヒ大学、ベルリン大学、パリ大学を経てイギリスに渡り、オックスフォード大学教授となる。1900年オックスフォードにて没。『リグ・ヴェーダ』テキストの校訂や、宗教学、仏教学、比較神話学などの新分野の開拓者、そして『東方聖典叢書』集の編纂者などの多彩な学術的活動により19世紀イギリスにおいて極めて著名であった
松村一男[マツムラカズオ]
1953年千葉県生まれ。1986年東京大学大学院人文科学研究科満期退学。和光大学教授
下田正弘[シモダマサヒロ]
1957年福岡県生まれ。1989年東京大学大学院人文科学研究科満期退学、1993年、博士(文学)(東京大学)。現在、東京大学教授
山田仁史[ヤマダヒトシ]
1972年宮城県生まれ。2003年ミュンヘン大学民族学・アフリカ学研究所にてDr.phil.(哲学博士)学位取得。東北大学大学院文学研究科准教授
久保田浩[クボタヒロシ]
1965年島根県生まれ。2003年ドイツ連邦共和国テュービンゲン大学にてDr.phil.(Religionswissenschaft)取得。立教大学文学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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