出版社内容情報
維新三傑の一人、大久保利通家に伝わり、公開されてこなかった秘蔵写真の中から、約150点を厳選。初めて紹介する画期的写真集。
維新三傑のひとり、大久保利通家に伝わり、これまでほとんど公開されることのなかった秘蔵写真約3000点のなかから、150点を厳選し、初めて紹介する画期的写真集。大久保利通自身の写真から、大久保家、また大久保家に関わりのある、日本の近現代史をいろどった綺羅星のごとき各界著名人の、初公開となる写真の数々。
刊行にあたって(大久保利泰)
大久保利通とその一族の写真資料について(倉持基)
1 利通の時代
2 留学から官界へ ~利和・伸顕・利武の時代?T~
3 壮年期の活動 ~利和・伸顕・利武の時代?U~
4 老境から次世代へ ~利和・伸顕・利武の時代?V~
5 維新の記憶と大久保家の周辺
曽祖父利通が遺してくれた写真(大久保利泰)
写真とコンテ画 ~キヨッソーネが遺した肖像画(大久保利泰)
大久保家所蔵写真の魅力(森重和雄)
「歴史家」大久保利武(松田好史)
関連年表
大久保家系図
主要参考文献
あとがき(森重和雄)
写真リスト
【著者紹介】
大久保利泰:利通から数えて4代目、曾孫。1934年東京都生まれ。慶應義塾大学文学部、経済学部卒業。昭和35年~平成6年横浜ゴム株式会社勤務、平成9年~平成25年社団法人霞会館理事、常務理事を経て、現在、一般社団法人霞会館顧問。著書に、『東京都庭園美術館 旧朝香宮邸をたずねて』(霞会館、2000年、非売品)、『遺品逸品』(光文社・知恵の森文庫、2006年、共著)、『薩摩のキセキ』(総合法令出版、2007年、共著)、『霞会館京都支所のあゆみ』(霞会館、2010年、非売品)などがある。
内容説明
維新三傑のひとり、大久保利通の子孫に伝わり遺され、これまでほとんど公開されることのなかった写真のなかから、150点を厳選し紹介する画期的写真集。利通自身、大久保家、また大久保家にゆかりのある人物の写真の数々。初公開の写真を多数収録!
目次
1 利通の時代
2 留学から官界へ―利和・伸顕・利武の時代1
3 壮年期の活動―利和・伸顕・利武の時代2
4 老境から次世代へ―利和・伸顕・利武の時代3
5 維新の記憶と大久保家の周辺
著者等紹介
大久保利泰[オオクボトシヒロ]
利通から数えて四代目で曽孫。1934年東京都生まれ。慶應義塾大学文学部、経済学部卒業。昭和35年~平成6年横浜ゴム株式会社勤務、平成9年~平成25年社団法人霞会館理事、常務理事を経て、現在、一般社団法人霞会館顧問
森重和雄[モリシゲカズオ]
古写真研究家・作家。古写真調査研究会代表。1958年熊本県生まれ。大分大学経済学部卒業
倉持基[クラモチモトイ]
1970年東京都生まれ。東京大学大学院学際情報学府博士課程単位取得満期退学。古写真調査研究会副代表。専攻、歴史写真学
松田好史[マツダヨシフミ]
1977年生まれ、鳥取県出身。早稲田大学大学院文学研究科博士後期課程満期退学。博士(文学)。現在、一般社団法人霞会館非常勤嘱託員。専攻、日本近代史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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