出版社内容情報
種村学の中核をなす名作『怪物の作り方』、最晩年の透明な世界を示す談義録『江戸と怪談』等、全21編を収録。
神々の創造の秘密を盗みとり人工の怪物を造る―種村学の中核をなす名作『怪物の作り方』、自動人形論の白眉『少女人形フランシーヌ』、制服とぺてんの研究『ケペニックの大尉』、最晩年の透明な世界を示す談義録『江戸と怪談』等、全21編を収録。
怪物の作り方
少女人形フランシーヌ
覗く人
面白い小説のからくり
モナ・リザ泥棒
イマージュの解剖学
歯痛と吸血鬼との二、三の関係 または衰弱の快楽について
幻想、夢――理性
二階の話
手袋の裏
白樺の家
機械学的退行
ケペニックの大尉
幻想・宙吊り・顕示
退行の快楽
博物誌としての花鳥画
あるサロンの博物誌家
覗きからくりのトポス
アスコーナ架空紀行
畸人列伝
江戸と怪談
【著者紹介】
1933年~2004年。東京大学文学部独文科卒。國學院大學教授。著作集『種村季弘のネオ・ラビリントス』全8巻(河出書房新社)、訳書ホッケ『迷宮としての世界』美術出版社(共訳)、『怪奇・幻想・綺想文学集 種村季弘翻訳集成』(国書刊行会)などがある。
内容説明
ザ・ベスト・オブ・種村季弘の第2弾!!神々の創造の秘密を盗み人工の怪物を造る―種村学の中核をなす名作『怪物の作り方』、自動人形論の白眉『少女人形フランシーヌ』、制服とぺてんの研究『ケペニックの大尉』、最晩年の透明な世界を示す談義録『江戸と怪談』等、全21編を収録。
目次
怪物の作り方
少女人形フランシーヌ
覗く人―都会詩人の宿命
面白い小説のからくり
モナ・リザ泥棒―無頼の王様アポリネール
イマージュの解剖学―ハンス・ベルメール
歯痛と吸血鬼との二、三の関係―または衰弱の快楽について
幻想、夢―理性
手袋の裏―クリンガー『ある手袋拾得に関するパラフレーズ』を読む
二階の話―古今亭志ん生『二階ぞめき』
白樺の家
機械学的退行
ケペニックの大尉
幻想・宙吊り・顕示
退行の快楽
博物誌としての花鳥画
あるサロンの博物誌家
覗きからくりのトポス
アスコーナ架空紀行
畸人列伝―あるいは陽気なメランコリー
江戸と怪談―敗残者が回帰する表層の世界
著者等紹介
諏訪哲史[スワテツシ]
1969年生まれ。作家。「アサッテの人」で第137回芥川賞と第50回群像新人文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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